特許
J-GLOBAL ID:200903069367438644
ガスバリア性ポリエステル容器及びその製造法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-102461
公開番号(公開出願番号):特開平10-279784
出願日: 1997年04月03日
公開日(公表日): 1998年10月20日
要約:
【要約】【課題】 ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンイソフタレート系ポリエステルとの溶融混合物からなり、耐熱性及び耐衝撃性に優れたガスバリア性ポリエステル容器を提供する。【解決手段】 極限粘度が0.65以上のポリエチレンテレフタレート(A)50〜95重量%と極限粘度が 0.6〜1.0 のポリエステル(B)〔イソフタル酸及びテレフタル酸を主体とし、イソフタル酸が20〜100 モル%を占める酸成分とエチレングリコール又はこれを主体とするグリコール成分とからなるもの〕50〜5重量%との混合物を下記の式?@〜?Bを満足する条件で溶融混合して容器に成形する。?@ 260≦t≦300 、?A 0.5≦θ≦10、?B 1.5≦tθ/i≦30ここで、tは溶融混合温度(°C)、θは溶融滞留時間(分)、iはポリエステル(B)の酸成分に占めるイソフタル酸成分の割合(モル%)を示す。
請求項(抜粋):
極限粘度が0.65以上のポリエチレンテレフタレート(A)50〜95重量%と極限粘度が 0.6〜1.0 のポリエステル(B)50〜5重量%との溶融混合物からなる容器であって、ポリエステル(B)が、イソフタル酸及びテレフタル酸を主体とし、イソフタル酸が20〜100 モル%を占める酸成分とエチレングリコール又はこれを主体とするグリコール成分とからなるものであり、溶融混合物の次式で表される共重合連鎖指数Rが5〜500 であることを特徴とするガスバリア性ポリエステル容器。R=4×P(T-E-T)×P(I-E-I)/P(T-E-I)2ここで、Tはテレフタル酸残基、Eはエチレングリコール残基、Iはイソフタル酸残基であり、P(T-E-T) は T-E-Tからなる共重合連鎖ユニットのモル分率、P(T-E-I) は T-E-Iからなる共重合連鎖ユニットのモル分率、P(I-E-I) は I-E-Iからなる共重合連鎖ユニットのモル分率を示す。
IPC (2件):
FI (2件):
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