特許
J-GLOBAL ID:200903069367817602

漏電遮断器内のリード電線支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-288995
公開番号(公開出願番号):特開平5-128961
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月25日
要約:
【要約】【目的】漏電遮断器内で、電気部品から引き出され束ねられて漏電遮断器のケース側壁近傍を主回路の方向に走るリード電線を、その垂れ下がりによる接触により近傍の作動部材の動きを拘束するようなことのないように支持することのできるリード電線支持構造を得る。【構成】束ねられたリード電線8, 9, 10を支持するリード電線支持金具28を溝状に形成して溝幅を狭く側壁24a, 24bを高くすることにより、近傍の作動部材1, 2, 5とのすき間を十分とるとともに自身の強度を強くできるようにし,かつ、側壁24bと溝部24の端部とに嵌合突起26, 27を形成するとともにケース31に嵌合穴29,ベース19に嵌合溝30を形成し、嵌合突起26, 27を嵌合穴29, 嵌合溝30に挿入して漏電遮断器のカバー側壁縁で嵌合突起26を押える構造とする。
請求項(抜粋):
ケースとカバーとにより形成される内部空間内に、遮断動作試験のためのテスト回路装置や、漏電発生表示機構の掛合いを引き外して漏電発生を表示させる引外コイル等の電気部品が収納され、これらの電気部品から引き出され束ねられてケース側壁近傍を主回路の方向に走るリード電線を支持するための漏電遮断器内のリード電線支持構造において、ケースの側壁にケースの前面側から背面側へ向かう嵌合穴が設けられるとともに前記電気部品が搭載されるベースに嵌合溝が形成され、リード電線を支持するリード電線支持具が、両側壁と底面とからなる溝部と,該溝部の側壁の一方から他方へ向かって底面と平行に延びるリード電線浮上がり防止用凸部と,溝部の側壁と該溝部の長手方向端部とに形成されそれぞれ前記ケース側壁の嵌合穴とベースの嵌合溝とに挿入される嵌合突起とからなり、電気部品から引き出され束ねられたリード電線をリード電線支持具の溝に挿入して溝部の嵌合突起をそれぞれケースの嵌合穴とベースの嵌合溝とに挿入した後、カバーの側壁縁でケースの嵌合穴に挿入された嵌合突起を押さえてリード電線支持具を漏電遮断器内に固定することを特徴とする漏電遮断器内のリード電線支持構造。
IPC (2件):
H01H 83/02 ,  H01H 71/02

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