特許
J-GLOBAL ID:200903069371590060

連続地中壁における通水工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-346066
公開番号(公開出願番号):特開平6-049839
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 地下構造物の施工時の止水性と完成時の通水性を容易に確保することのできる連続地中壁における通水工法を提供する。【構成】 連続地中壁2に通水孔4を有する有孔管6を鉛直方向へ配設し、有孔管6内に不透水性伸縮材料8を挿入し、二重管構造を形成。地下構造物施工時は止水性を確保し、完成時は不透水性伸縮材料8を撤去し有孔管6内に粗粒材料(砕石36等)を投入し通水性を確保する。又、有孔管の代わりに、地山側開口部に鋼製メッシュを取付けた方形の通水枠を鉛直方向へ通したり、独立した通水部を壁厚方向へ分散配置することもできる。【効果】 単純な資材と簡明な作業により施工時の止水性と完成時の通水性を容易に確保し、長期的に地下水系を変化させない山留め工法とすることができる。
請求項(抜粋):
地下構造物を築造する際に地下水等の遮断を目的とした鉄筋コンクリート造の連続地中壁において、掘削時は遮水し、掘削完了時又は構造物完成後には通水を可能とする工法であり、連続地中壁内に、円形、角形或いは多角形状の筒枠又は溝形枠(以下、特殊通水枠と称す。)を連続地中壁の鉛直方向に配設することで、遮水と通水との両機能をもたせた連続地中壁における通水工法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭59-036058

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