特許
J-GLOBAL ID:200903069372582010

変圧器の分解輸送および組立方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-233552
公開番号(公開出願番号):特開平9-082530
出願日: 1995年09月12日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 分解輸送時および現地組立時における巻線等の変圧器中身の絶縁物の吸湿を防止し、組立完了後の巻装工程を短縮することを可能とすること。【解決手段】 完成品を工場で所定の試験を行った後、変圧器を鉄心3、巻線2、リード線およびその他の部品の単位に分解して、巻線2を吸湿防止のため真空または絶縁ガス封入とした巻線輸送用タンク11の内部に収納して輸送し、据付現地で再組立するとき、鉄心3を組み立てて起こし下タンク16に入れて固定し、巻線輸送用タンク11から取り出した巻線2を嵌め込んだ後、巻線2の絶縁物が吸湿しないように、巻線2の外周全体を合成樹脂シートの袋23で覆い、下タンク16の下部から露点温度が-30°C以下の乾燥空気を送り込み、この巻線2の冷却媒体通路19に乾燥空気を吹き流して、乾燥保持しながら変圧器を再組立するものである。
請求項(抜粋):
変圧器の完成品を工場で所定の試験を行った後、変圧器を鉄心、巻線、リード線およびその他の部品等の単位に分解して、据付現場へ輸送し、現地で再び組み立てる方法において、工場で分解した前記変圧器の巻線を吸湿防止のための巻線輸送用タンクの内部に収納して輸送し、現地で再度組み立てるとき、巻線の絶縁物が吸湿しないように露点温度が-30°C以下の乾燥空気を巻線の冷却媒体の通路を利用して前記巻線内に吹流しながら変圧器を再組立することを特徴とした変圧器の分解輸送および組立方法。

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