特許
J-GLOBAL ID:200903069380060073

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-086441
公開番号(公開出願番号):特開平11-281287
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 カー・エアコン用蒸発器等の熱交換器について、流体導入管および流体排出管(出入口パイプ)をコア部の一方のサイドに収めて、省スペース化を果たす。部品点数の削減、加工工数の削減を図り、作業性を向上する。製造コストを低減する。膨脹弁取付け用配管等を必要とせず、有効コア面積を確保する。冷媒側圧力損失を不必要に増加させることなく、ブロック膨脹弁に適した冷媒回路を成立させる。【解決手段】 熱交換器10は、コア部1 の左右両外側のうちの一側に、流体導入用偏平管31および流体排出用偏平管32と中間接続部材33とが、同側の偏平状熱交換管2 に対して略平行状に配置されている。下部ヘッダ21内が隔壁部材24により内側ヘッダ室25と外側ヘッダ室26とに区分され、かつコア部1 が3つ以上奇数の偏平状熱交換管群A1,A2,A3に区分されて、正面よりみて蛇行状の流体流路が形成されている。
請求項(抜粋):
並列して垂直状に配置された偏平状熱交換管(2) および隣り合う偏平状熱交換管(2)(2)同士の間に介在されたフィン(3) よりなるコア部(1)と、すべての偏平状熱交換管(2) の上下両端部に連通する一対のヘッダ(11)(21)とを備え、コア部(1) の左右両外側のうちの一側に、流体導入用偏平管(31)および流体排出用偏平管(32)と両者を連結する中間接続部材(33)とが、同側の偏平状熱交換管(2) に対して略平行状に配置され、流体導入用偏平管(31)の下端部が下部ヘッダ(21)に連通状に接続されるとともに、流体排出用偏平管(32)の上端部が上部ヘッダ(11)に連通状に接続され、中間接続部材(33)に、流体導入用偏平管(31)の接続部材側開口端部に連なる流体導入用通路(34)と該通路(34)より外方に開口した流体導入孔(35)とが設けられるとともに、流体排出用偏平管(32)の接続部材側開口端部に連なる流体排出用通路(36)と該通路(36)より外方に開口した流体排出孔(37)とが設けられ、下部ヘッダ(21)内が、流体導入用偏平管(31)の開口端部(31a) およびこれと反対側の所要数の偏平状熱交換管(2) の開口端部(2a)を除く残りすべての偏平状熱交換管(2) の開口端部(2a)に通じる内側ヘッダ室(25)と、流体導入用偏平管(31)の開口端部(31a) からこれと反対側の所要数の偏平状熱交換管(2) の開口端部(2a)に通じる外側ヘッダ室(26)とに区分され、上部ヘッダ(11)の内部、および下部ヘッダ(21)の内側ヘッダ室(25)の内部のうちの少なくとも上部ヘッダ(11)の内部の所要箇所に、垂直状仕切壁(14)が設けられて、コア部(1) が、3つ以上奇数の偏平状熱交換管群(A1)(A2)(A3)に区分されることにより、 正面よりみて蛇行状の流体流路が形成されている、熱交換器。

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