特許
J-GLOBAL ID:200903069385765210

スクロール圧縮機およびそれを用いた空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-284618
公開番号(公開出願番号):特開平5-126072
出願日: 1991年10月30日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、設置スペ-スの小さい横置形のスクロ-ル圧縮機を提供し、冷凍サイクル内を循環する冷凍機油の量を低減できる、圧縮機内油分離技術を提供することにある。また、スクロ-ル圧縮機を用いて、ユニット本体の薄形化を可能にするとともに、通気効率が良く、サイクル効率の高い空気調和機を提供することにある。【構成】 密閉容器内を、電動機および圧縮機構部を収納する部分と、吐出パイプを装着した空間部分とに分離し、吐出パイプを装着した空間部分に冷凍機油を蓄え、必要な冷凍機油の量を確保するようにした。また冷媒ガスの通路に油分離機構を設け、冷凍機油の混入の少ない冷媒ガスを吐出パイプから送出するようにした。さらに、熱交換器および遠心ファンを備えた熱交換部の下方に電気部品とスクロール圧縮機とを配設して室外ユニットを構成した。
請求項(抜粋):
密閉容器内に、電動機と該電動機にクランク軸で連結された圧縮機構部とを収納するものであって、圧縮機構部は、少なくとも、それぞれ台板上に直立する渦巻状のラップを有する2つのスクロ-ルが互いにラップを内側にしてかみ合っており、一方のスクロールが自転を阻止された状態で他方のスクロールに対して旋回運動をなすものであり、前記クランク軸がほぼ水平になるように設置されてなるスクロール圧縮機において、前記密閉容器内を、前記電動機および圧縮機構部を収納する空間と、圧縮された冷媒ガスを外部サイクルに送出する吐出パイプを有する空間とに分離する、ガス流体に対して抵抗を有する分離板を配設し、この分離板の前記電動機の回転子の回転中心より下方部に、前記分離された2空間を連通する連通部を設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/02 351 ,  F24F 5/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-301687
  • 特開平2-301687
  • 特開平1-177487

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