特許
J-GLOBAL ID:200903069406620595

間接超長命令語スケーラブルプロセッサの命令パイプラインを動的に再構成する方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-594009
公開番号(公開出願番号):特表2002-535747
出願日: 2000年01月10日
公開日(公表日): 2002年10月22日
要約:
【要約】マンアレイプロセッサのパイプライン構成は、VLIWをフェッチすることを要求するSIWに対して動的に再構成可能な命令パイプラインを提供することにより、ブランチ待ち時間を延長せずに間接VLIWメモリアクセスの問題に対応する。VLIWフェッチが要求される場合に限りパイプラインに追加のサイクルを導入することにより、本発明はVLIWメモリアクセスの問題を解決する。通常、ブランチ型又はVLIWメモリロード型の動作が検出されて、パイプラインが圧縮パイプライン動作に戻るまで、パイプラインは伸張状態にとどまる。ブランチ型動作が検出されたときにパイプラインを圧縮することにより、ブランチ動作に追加サイクルを導入する必要は回避される。そのため、圧縮パイプラインはより短縮されるので、伸張された数のパイプライン段を伴う固定パイプラインと比較して、ブランチ集中制御コードに対してより効率の良い性能が得られる。更に、動的再構成可能パイプラインはスケーラブルであるので、PEのアレイ中の各処理要素(PE)は同期してパイプラインを伸張、圧縮することができ、各PEにおいてiVLIW動作を個別に実行することが可能になる。これは、各PEと制御部シーケンスプロセッサ(SP)に1つずつの分散型パイプラインを並列に動作させることにより実現される。
請求項(抜粋):
超長命令語(VLIW)プロセッサで超長命令語(VLIW)の間接アクセスが要求されたときにVLIWメモリの第2フェッチサイクルによって命令パイプラインを動的に伸張する装置であって、 複数の命令復号実行ユニットと、 命令シーケンサとを備え、該命令シーケンサは、 プログラムフロー制御ユニットと、 1つの復号実行ユニットにおける逐次動作で使用される短命令語(SIW)を格納する第1ランダムアクセスメモリと、 前記第1ランダムアクセスメモリからフェッチされるSIWを格納する第1命令レジスタと、 2つ以上の実行ユニットの並列実行を含む動作で使用されるVLIWを格納する第2ランダムアクセスメモリと、 VLIWメモリ制御ユニットと、 伸張パイプライン動作モードでSIWを格納する第2命令レジスタと、 前記第2ランダムアクセスメモリからフェッチされるVLIWを格納するVLIW命令レジスタと、 第1及び第2復号回路と、 伸張動作モード又は圧縮動作モードでパイプラインを再構成する目的で前記復号実行ユニットに至るデータ経路を制御するパイプライン制御機能とを含むことを特徴とする装置。
IPC (5件):
G06F 9/38 310 ,  G06F 9/38 ,  G06F 9/38 370 ,  G06F 9/30 350 ,  G06F 9/32 320
FI (5件):
G06F 9/38 310 X ,  G06F 9/38 310 A ,  G06F 9/38 370 X ,  G06F 9/30 350 F ,  G06F 9/32 320 J
Fターム (12件):
5B013AA01 ,  5B013BB00 ,  5B013BB20 ,  5B013DD00 ,  5B013DD10 ,  5B033AA01 ,  5B033AA04 ,  5B033AA13 ,  5B033BC02 ,  5B033CA08 ,  5B033DB06 ,  5B033DB12

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