特許
J-GLOBAL ID:200903069411849320

連続して前進する巻材上に印刷するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-283721
公開番号(公開出願番号):特開2000-135830
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 シート材が装置を通って連続的に絶え間なく前進できるように、装置を通るシート材の動きとシート材を横断して印刷する時のプリントヘッドの動きを同調させる方法及び装置を提供する。【解決手段】 X座標方向に延びる走査配列内に配置した複数の印刷要素を有するプリントヘッドを、装置に対して繰り返し移動可能に設ける。走査配列は、走査区分を横断する時の移動速度が、X方向への第一速度成分Vaxと、X方向に対して垂直なY方向への第二速度成分Vayとで構成され、第一速度成分Vaxが巻材の速度Vwxと等しいので、走査区分を横断する走査配列が、巻材上にY方向と平行で高さhs を有する列を走査する。速度成分Vayは、配列が走査区分を全て横断するのに必要な時間内に、巻材がX方向に距離hw だけ前進するような値とする。
請求項(抜粋):
フレーム(22)と、そのフレームに対して速度Vwxで、巻材(26、326)を縦向きでX座標方向に連続的に前進させるための手段(24)とを備えた連続して前進する巻材上に印刷するための装置(20、320)において、少なくとも一つのプリントヘッド(86、286)が上記フレーム(22)に対して移動可能に設けられ、そのプリントヘッドは、上記X座標方向に延びる走査配列(102、302)内に配置された複数の印刷要素(100)を有しており、上記走査配列(102、302)を、少なくとも一つの走査区分と少なくとも一つの位置変更区分を有する通路に沿って、上記巻材の速度Vwxに関連した速度Va で、上記フレーム(22)に対して繰り返し移動させるための手段(44)を備えており、上記走査配列が通路の上記走査区分を横断する速度が、X座標方向への第一速度成分VaxとX座標方向に対して垂直なY座標方向への第二速度成分Vayとで構成され、印刷要素(100)の上記走査配列(102、302)を繰り返し移動させるための上記手段(44)により、上記第一速度成分Vaxが巻材の速度Vwxと等しくなり、それにより、上記走査配列が通路の走査区分を横断する時に、Y座標方向と平行で列高さhs を有する列を巻材(26、326)上に走査し、印刷要素(100)の上記走査配列(102、302)を繰り返し移動させるための上記手段(44)により、更に、第二速度成分Vayが、上記走査配列が通路の上記走査区分を全て移動するのに必要な時間内に、巻材がX座標方向へ距離hw だけ前進するような値にされ、その距離hw が上記列高さhs よりも小さくなり、走査区分を横断すると、上記走査配列(102、302)が、上記位置変更区分に沿って、上記巻材(26、326)がd=hs -hw となる距離dだけ前進するのにかかる時間と同じか、それよりも少ない時間で横断して、上記プリントヘッド(86、286)が再び走査区分に沿って直ちに移動できるように位置し、それにより、上記走査配列が、互いに隣接した複数の連続列を巻材上に走査することを特徴とする連続して前進する巻材上に印刷するための装置。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-113870
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-113870

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