特許
J-GLOBAL ID:200903069424269676

絶縁型電源回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-005543
公開番号(公開出願番号):特開平5-199745
出願日: 1992年01月16日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 出力電圧のフィードバックを特性劣化の可能性のあるホトカプラを使用せずに、パルストランスによるスイッチング動作でフィードバックを行い出力電圧の安定化を精度よく行う絶縁型電源回路を得る。【構成】 出力端子間にパルストランス9の一次巻線とトランジスタ10を直列に接続し、このトランジスタ10のベースをベース抵抗11を介して環流ダイオード6のアノード側に接続する。パルストランスの二次側は信号整流ダイオード13と信号平滑コンデンサ14による直流変換後、補償用ダイオード18によって信号整流ダイオード13の順方向電圧降下分を補正する。
請求項(抜粋):
直流入力をスイッチングするスイッチング素子と、一次巻線に前記スイッチング素子を直列に接続するパワートランスと、このパワートランスの二次巻線に前記スイッチング素子の導通時に導通するよう接続された整流ダイオードと、前記パワートランスの二次巻線の前記整流ダイオードの接続されていないもう一端から負荷に至るエネルギー伝送ラインに直列に入る平滑チョークコイルと、前記スイッチング素子が非導通時に、前記の平滑チョークコイルに蓄積されたエネルギーを放出させる環流ダイオードと、負荷に並列に入り電圧平滑を行う平滑コンデンサと、前記スイッチング素子を駆動する駆動回路と、この駆動回路に駆動制御信号を与える制御回路とからなる絶縁型電源回路において、出力電圧をスイッチングするトランジスタと、一次巻線に前記のトランジスタを直列に接続するパルストランスと、前記トランジスタのベースと前記環流ダイオードのアノード側との間に挿入されるベース抵抗と、前記パルストランスの励磁エネルギーを前記平滑コンデンサ及び負荷側へ放出するようにアノードを出力のRTN側にカソードを前記パルストランスに設けられた回生巻線に接続されたリセットダイオードと、前記パルストランスの二次巻線に前記トランジスタの導通時に導通するよう接続された信号整流ダイオードと、この信号整流ダイオードのカソード側に前記パルストランスの出力をピークホールドするよう接続された信号平滑コンデンサと、この信号平滑コンデンサに並列に接続された抵抗と、前記パルストランスの二次巻線で前記信号整流ダイオードが接続されていない側の端子にアノードを接続し前記制御回路のRTN側にカソードを接続した補償用ダイオードと、このダイオードのアノード側に接続された抵抗と、この抵抗のもう一端が接続されるバイアス電源とから構成され、前記パルストランスを介して前記信号平滑コンデンサの電圧を制御回路にフィードバックして電圧安定化を図ることを特徴とする絶縁型電源回路。

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