特許
J-GLOBAL ID:200903069442832094
ろう付けされた異なる金属構成要素の組立品を製造する方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-540889
公開番号(公開出願番号):特表2004-513234
出願日: 2001年11月02日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
本発明は、ろう付けにより接合された構成要素の組立品を製造する方法であって、(i)少なくとも一つが多層ろう付けシート製品からできている上記構成要素であって、多層ろう付けシート製品が2ないし18重量%の範囲の量でケイ素を含んでなるアルミニウム合金からできているアルミニウムクラッド層(b)をその少なくとも一つの表面上に有するコアシート(a)、上記アルミニウムクラッド層の外部表面上にニッケルを含んでなる層(c)、及び上記アルミニウムクラッド層の上記外部表面とニッケルを含んでなる上記層との間に接合層として亜鉛またはすずを含んでなる層(d)を含んでなるものを形成し、(ii)この多層ろう付けシート製品のコアシートと異なり、そしてチタン、メッキチタン、被覆チタン、ブロンズ、しんちゅう、ステンレス鋼、メッキステンレス鋼、被覆ステンレス鋼、低炭素鋼、メッキ低炭素鋼、被覆低炭素鋼、強靭鋼、被覆強靭鋼、及びメッキ強靭鋼からなる群から選ばれる金属の少なくとも一つの他の構成要素を形成し、(iii)この多層ろう付けシート製品のニッケルを含んでなる層(c)が該多層ろう付けシート製品のコアシートと異なる金属の少なくとも一つの他の構成要素と一部あるいは全部で対向するように該各構成要素を組立品に組み立て、(iv)この組立品を真空下あるいは不活性雰囲気中でろう付けフラックスの非存在下で高温でこのアルミニウムクラッド層とその外側のすべての層が融解し、拡がるのに充分長い時間ろう付けし、(v)このろう付け組立品を冷却する工程を含んでなる方法に関する。本発明は、更に本発明の方法を用いて製造される組立品に関する。
請求項(抜粋):
ろう付けにより接合された構成要素の組立品を製造する方法であって、
(i)少なくとも一つが多層ろう付けシート製品からできている上記構成要素であって、該多層ろう付けシート製品が2ないし18重量%の範囲の量でケイ素を含んでなるアルミニウム合金からできているアルミニウムクラッド層(b)をその少なくとも一つの表面上に有するコアシート(a)、上記アルミニウムクラッド層の外部表面上にニッケルを含んでなる層(c)、及び上記アルミニウムクラッド層の上記外部表面とニッケルを含んでなる上記層との間に接合層として亜鉛またはすずを含んでなる層(d)を含んでなるものを形成し、
(ii)該多層ろう付けシート製品のコアシートと異なり、そしてチタン、メッキチタン、被覆チタン、ブロンズ、しんちゅう、ステンレス鋼、メッキステンレス鋼、被覆ステンレス鋼、ニッケル、ニッケル合金、低炭素鋼、メッキ低炭素鋼、被覆低炭素鋼、強靭鋼、被覆強靭鋼、及びメッキ強靭鋼からなる群から選択される金属の少なくとも一つの他の構成要素を形成し、
(iii)該多層ろう付けシート製品のニッケルを含んでなる層(c)が一部あるいは全部該多層ろう付けシート製品のコアシートと異なる金属の少なくとも一つの他の構成要素と対向するように該各構成要素を組立品に組み立て、
(iv)該組立品を真空下あるいは不活性雰囲気中でろう付けフラックスの非存在下高温で該アルミニウムクラッド層とその外側のすべての層の融解及び拡散に充分な長さの時間ろう付けし、
(v)該ろう付け組立品を冷却する
工程を含んでなる方法。
IPC (6件):
C22C21/00
, B23K1/19
, B23K35/22
, C22C19/03
, H01M8/02
, H01M8/10
FI (6件):
C22C21/00 E
, B23K1/19 E
, B23K35/22 310E
, C22C19/03 L
, H01M8/02 Z
, H01M8/10
Fターム (6件):
5H026AA06
, 5H026BB04
, 5H026HH03
, 5H026HH05
, 5H026HH08
, 5H026HH10
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