特許
J-GLOBAL ID:200903069455180541
ポリイミドフィルムの製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-186106
公開番号(公開出願番号):特開2008-012776
出願日: 2006年07月05日
公開日(公表日): 2008年01月24日
要約:
【課題】連続的に得られるポリイミドフィルムの、特に幅方向の端部での斜め方向へ強い配向異方性の低減せしめるポリイミドフィルムの製造方法を提供する。【解決手段】MD方向へのフィルム歪みおよび応力の伝播に着目し、ゲルフィルム、テンター加熱第一炉および第二炉でのそれぞれの引張り弾性率の関係を求め、ゲルフィルムへの張力、最高温度、およびゲルフィルムの残溶媒率から選ばれる条件をコントロールすることにより異方性低減を図る。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ポリイミド前駆体であるポリアミド酸の有機溶媒溶液を支持体上に流延塗布して部分的に乾燥および/または硬化させた自己支持性を有するフィルム(以下ゲルフィルムという)を経由し、複数の加熱炉を備えたテンター加熱炉を通過させることにより該ゲルフィルムの幅方向両端を把持しつつ加熱、焼成を行うポリイミドフィルムの製造方法であって、少なくとも
(1)加熱炉に挿入される前の上記ゲルフィルムの引張り弾性率E0
(2)テンター加熱炉の第一ゾーンにおける引張り弾性率E1
(3)テンター加熱炉の第二ゾーンにおける引張り弾性率E2
を各々測定し、E0、E1およびE2の関係によりゲルフィルムに与える張力を決定し、ポリイミドフィルムの面内配向異方性を制御することを特徴とするポリイミドフィルムの製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (16件):
4F205AA40
, 4F205AC05
, 4F205AG01
, 4F205AH33
, 4F205AH36
, 4F205AR12
, 4F205AR20
, 4F205GA07
, 4F205GB02
, 4F205GC02
, 4F205GC07
, 4F205GN08
, 4F205GN13
, 4F205GN21
, 4F205GN24
, 4F205GW06
引用特許:
出願人引用 (3件)
-
特開昭60-190314号公報
-
ポリイミドフィルムの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-291367
出願人:東レ・デュポン株式会社, イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
-
高分子フィルムの製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-247217
出願人:鐘淵化学工業株式会社
前のページに戻る