特許
J-GLOBAL ID:200903069457776336

磁気記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-279198
公開番号(公開出願番号):特開平5-325175
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【構成】 非磁性基板1上に強磁性金属薄膜2を設け、その上に真空成膜法にて膜状あるいは粒状の第1の炭素膜4を設け、さらにプラズマCVD法等にて非晶で高質の第2の炭素膜5を設けた磁気記録媒体であり、特に強磁性金属薄膜2と非晶質で硬質の第2の炭素膜5の間に設けた膜状あるいは粒状の第1の炭素膜4の効果により、接着強度が高く、金属を膜中に取り込まない非晶質で硬質の第2の炭素膜5を形成する。【効果】 磁気テープにおいては、スチル寿命の向上と出力低下が改善され、磁気ディスクにおいては、CSS特性が大幅に改善される。
請求項(抜粋):
非磁性基板上に強磁性金属薄膜を設け、前記強磁性金属薄膜上に、ラマン分光分析時のラマンスペクトルにおいて、1380cm-1付近に現われるピークを(A)、1550cm-1付近に現われるピークを(B)とし、各々をガウス関数を用いてフィッティングした時の、(A)の面積強度を(B)の面積強度で除した値(以降ラマンスペクトルの面積強度比と称する)が2〜20である膜状の第1の炭素膜を設け、さらにその上にラマンスペクトルの面積強度比が0.8〜3、かつビッカース硬度が1000kg/mm2以上、かつ厚さが50〜300Aである非晶質で硬質の第2の炭素膜を設けることを特徴とする磁気記録媒体。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-287415
  • 特開平2-029919

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