特許
J-GLOBAL ID:200903069461407132

パケット遅延変動制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-183987
公開番号(公開出願番号):特開平6-030047
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 パケット転送遅延変動を適応的に吸収し転送データを再構成する。【構成】 パケットを受信すると、受信間隔と送信間隔との差であるパケット転送遅延変動量を基に再生待ち合わせ時間を求め、現在時刻を加えてデータ再生開始時刻とする。読み出し側では、制御情報バッファ30から読み出したパケット種類情報がデータ先頭を示しかつデータ再生開始時刻が現在時刻を過ぎている場合、情報バッファ22が空になった後の最初の制御情報バッファ30からの読み出しであり、かつデータ再生開始時刻が現在時刻を過ぎている場合およびパケット種類がデータ先頭以外を示している場合には、前回の情報バッファ22の読み出しの終了を待って情報バッファ22の読み出しを行ない、転送データの再構成を行なう。
請求項(抜粋):
現在時刻を発生する時計手段と、受信したパケットが転送データの先頭を含むか否かの判定結果であるパケット種類を出力するパケット種類判定手段と、前記受信パケットの到着間隔である受信間隔を求めるパケット受信間隔測定手段と、前記受信間隔とパケットの送信間隔との差であるパケット転送遅延変動量を検出する変動量検出手段と、前記変動量に基づいて前記受信パケットに対するデータ再生までの再生待ち合わせ時間を求め、前記変動量と再生待ち合わせ時間との差を変数とする単調増加関数に基づき前記再生待ち合わせ時間を増減する再生待ち合わせ時間算出手段と、前記再生待ち合わせ時間と現在時刻とを加えた値を再生開始時刻として出力する加算手段と、受信パケットの情報部とパケット種類と前回の受信パケットから得られた再生開始時刻とを取り込むファーストインファーストアウト型の記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたパケット種類と現在時刻と前記再生開始時刻とに基づいて、前記パケット種類が転送データの先頭を含むことを示し、かつ前記記憶手段に記憶された再生開始時刻が現在時刻に達している場合および前記パケット種類が転送データの先頭を含まないことを示している場合には、前記記憶手段から直前のパケットの情報部の出力が終了するのを待って前記パケット種類に対応するパケットの情報部を前記記憶手段から出力させる読み出し制御手段とを備えたパケット遅延変動制御回路。
IPC (3件):
H04L 12/56 ,  H04L 7/00 ,  H04L 7/08

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