特許
J-GLOBAL ID:200903069466359268
消火用手動式ポンプ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉村 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-194002
公開番号(公開出願番号):特開平10-015103
出願日: 1996年07月04日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】シリンダーに対する把手パイプの手前方向摺動時のみならず、先端方向摺動移動時においても液体放出を可能にすることにより、山林火災や震災時における効率的な消火活動を可能にする。【構成】基端注入口に逆止弁を備えた筒状のシリンダーと、該シリンダー内に装入されるところの、シリンダーの内壁面との間に一定の間隔を介在させて予備室を形成できる程度に径小の内パイプ、およびこれと一体の把手パイプ、ならびに先端にノズルを備えたピストン筒とからなり、シリンダー室内の液体を、把手パイプを引き寄せる際に先端ノズルから放出させると同時に、その液体の一部を予備室内に吸引させて溜めこみ、これを把手パイプを先端方向に向けて折り返し移動させて、シリンダー室内に次の液体を吸引する際にも、予備室内の液体をノズルから火災対象域に向けて放射できるようにした。 これにより液体放出を略連続させて消火活動の効率化をはかる。
請求項(抜粋):
基端注入口に逆止弁を備えた筒状のシリンダーと、該シリンダーに沿って先端方向に向けて摺動可能であるところの、シリンダー内に装入され、シリンダーの内壁面との間に一定の間隔を介在させることができる程度に径小の内パイプ、および該内パイプ先端に取り付けたヘッド部を介してシリンダーの外壁に沿わせるべく上記内パイプと同軸に形成した把手パイプとを有したピストン筒とからなり、さらに内パイプの基端部に取り付けた、中央部に逆止弁を備えた吸引口を有するところの、外周面が前記シリンダー内壁面に摺接する弁体と、シリンダー先端内周面に形成されたところの内パイプ外周面に摺接する栓体とにより、内パイプとシリンダー間に予備室を形成するとともに、内パイプの弁体寄りの位置には、予備室に通じる通孔を形成し、さらに前記ヘッド部には放射ノズルを取りつけてなることを特徴とした消火用手動式ポンプ。
IPC (3件):
A62C 11/00
, F04B 9/14
, F04B 53/12
FI (3件):
A62C 11/00
, F04B 9/14 Z
, F04B 21/04 A
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