特許
J-GLOBAL ID:200903069470286410

高炭素クロム軸受鋼およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 内藤 俊太 ,  田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-015319
公開番号(公開出願番号):特開2006-200027
出願日: 2005年01月24日
公開日(公表日): 2006年08月03日
要約:
【課題】 被削性と転動疲労寿命に優れた高炭素クロム軸受鋼およびその製造方法を提供する。【解決手段】 鋼の化学成分が、JIS G 4805を満足すると共に、O:0.0009質量%以下、Al:0.005質量%以下およびS:0.005質量%以下を満足する鋼からなり、圧延方向に平行な検鏡断面積160mm2中に存在する大きさ3μm以上の酸化物個数が100個以下、そのうち大きさ10μm以上のものが2個以下であり、更にそれらの組成別構成比率として、アルミナ系とスピネル系との合計個数が全酸化物個数の60%未満であることを特徴とする高炭素クロム軸受鋼。および、実質Alを含まない脱酸剤を使用する工程、次の取鍋精練におけるスラグの塩基度((CaO)%/(SiO2)%)が0.8以上3.0未満となるように制御する工程を含む高炭素クロム軸受鋼の製造方法。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
鋼の化学成分が、JIS G 4805を満足すると共に、O:0.0009質量%以下、Al:0.005質量%以下およびS:0.005質量%以下を満足する鋼からなり、圧延方向に平行な検鏡断面積160mm2中に存在する大きさ3μm以上の酸化物個数が100個以下、そのうち大きさ10μm以上のものが2個以下であり、更にそれらの組成別構成比率として、下記定義によるアルミナ系とスピネル系との合計個数が全酸化物個数の60%未満であることを特徴とする高炭素クロム軸受鋼。 アルミナ系:(MgO)も(SiO2)も3%未満で且つ(CaO)も(CaO)/((CaO)+(Al2O3))の比で0.08以下であるもの。 スピネル系:3%〜20%の範囲の(MgO)に残部が(Al2O3)である2元系に、15%以内の(CaO)および/または15%以内の(SiO2)が混入する場合があるスピネル型結晶構造のもの。
IPC (10件):
C21C 7/06 ,  C21C 7/00 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/10 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/38 ,  F16C 33/32 ,  F16C 33/34 ,  F16C 33/62 ,  F16C 33/64
FI (10件):
C21C7/06 ,  C21C7/00 B ,  C21C7/04 F ,  C21C7/10 A ,  C22C38/00 301Y ,  C22C38/38 ,  F16C33/32 ,  F16C33/34 ,  F16C33/62 ,  F16C33/64
Fターム (20件):
3J101AA02 ,  3J101AA12 ,  3J101AA62 ,  3J101BA10 ,  3J101BA70 ,  3J101EA03 ,  3J101FA31 ,  3J101FA44 ,  4K013AA07 ,  4K013BA08 ,  4K013BA14 ,  4K013CD02 ,  4K013CE01 ,  4K013DA10 ,  4K013DA12 ,  4K013DA14 ,  4K013EA28 ,  4K013EA32 ,  4K013FA06 ,  4K013FA13
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特公平4-5742号公報
審査官引用 (5件)
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