特許
J-GLOBAL ID:200903069472430136
反射防止フィルム、これを用いた偏光板、及び表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
日比 紀彦
, 岸本 瑛之助
, 渡邊 彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-026793
公開番号(公開出願番号):特開2009-186773
出願日: 2008年02月06日
公開日(公表日): 2009年08月20日
要約:
【課題】液晶表示装置(LCD)等の画像表示装置の表面に用いられる反射防止フィルムについて、高い物理強度(耐クラック性)を有するとともに、大面積反射防止フィルム中の異物故障や塗布ムラ発生の低減を可能にして、大面積反射防止フィルムの防汚性を大幅に増大させることができ、しかも大面積反射防止フィルムの生産性を向上させることができる、反射防止フィルム、偏光板、及び表示装置を提供する。【解決手段】透明フィルム基材一高屈折率層一低屈折率層の構成を有する反射防止フィルムにおいて、高屈折率層表面を微小硬度計で押し込んだときの高屈折率層表面のマルテンス硬さ(HMs)が、250N/mm2以上、350N/mm2以下を有するものと規定する。あるいはまた低屈折率層表面を微小硬度計で押し込んだときの低屈折率層表面のマルテンス硬さ(HMs)が、250N/mm2以上、350N/mm2以下を有するものと規定する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
透明フィルム基材上に、屈折率が透明フィルム基材よりも高い高屈折率層と、屈折率が透明フィルム基材よりも低い低屈折率層とを有する反射防止フィルムであって、高屈折率層表面を微小硬度計で押し込んだときの高屈折率層表面のマルテンス硬さ(HMs)が、250N/mm2以上、350N/mm2以下を有するものであることを特徴とする、反射防止フィルム。
ここで、高屈折率層表面のマルテンス硬さ(HMs)とは、ビッカース圧子および稜線同士の角度が115度の三角錐圧子を用いた微小硬度計で、フィルムの高屈折率層表面を、高屈折率層の膜厚の略1/10の厚みまで圧子を押し込んだときの負荷試験力-押しこみ深さ曲線において、該負荷試験力-押しこみ深さ曲線から求められる最大負荷試験力(Fmax)の50%値から90%値までの押し込み深さが負荷試験力の平方根に比例する傾き(m)より、下記式で定義される値をいう。
1HMs=1/(26.43m2)
IPC (6件):
G02B 1/11
, G02B 5/30
, G02F 1/133
, B32B 27/00
, B32B 7/02
, G09F 9/00
FI (7件):
G02B1/10 A
, G02B5/30
, G02F1/1335
, G02F1/1335 510
, B32B27/00 N
, B32B7/02 103
, G09F9/00 313
Fターム (39件):
2H049BA02
, 2H049BB65
, 2H049BC10
, 2H049BC22
, 2H091FA08X
, 2H091FA08Z
, 2H091FA11X
, 2H091FA37X
, 2H091FB02
, 2H091FD06
, 2H091LA03
, 2H091LA12
, 2K009AA05
, 2K009AA15
, 2K009BB11
, 2K009BB28
, 2K009CC03
, 2K009CC09
, 2K009CC24
, 2K009CC42
, 2K009DD02
, 4F100AJ06
, 4F100AK01C
, 4F100AK25
, 4F100AK52
, 4F100BA03
, 4F100EJ37
, 4F100EJ54
, 4F100EJ86
, 4F100GB41
, 4F100JK12A
, 4F100JK12B
, 4F100JN01C
, 4F100JN18A
, 4F100JN18B
, 5G435AA06
, 5G435DD12
, 5G435FF05
, 5G435HH03
引用特許:
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