特許
J-GLOBAL ID:200903069473318895

ジベンジリデンソルビトール系組成物及びそれを含むポリオレフィン系樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-231393
公開番号(公開出願番号):特開平10-060165
出願日: 1996年08月12日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【目的】 安定性の問題点を解消したDBS類、更に透明性に優れかつ成形加工時並びに最終成形品中の臭気が大幅に抑制された新規有用なポリオレフィン系樹脂組成物を提案する。【構成】 ジベンジリデンソルビトール(DBS)100重量部に対して、アミノ酸及びそれからなるペプチドのアルカリ金属塩(化合物A)0.01〜50重量部及びアルコール性水酸基を含む化合物(脂肪族アルコール及びそのアルキレンオキシド付加物、フェノール類のアルキレンオキシド付加物、多価アルコールの部分エステル及びそのアルキレンオキシド付加物、水添ヒマシ油及びそのアルキレンオキシド付加物、ヒドロキシアルキルアミン、ヒドロキシアルキルアミド)1〜100重量部を添加して組成物を形成する。かくして得られるDBS系組成物は、ポリオレフィン系樹脂用核剤として有用であり、当該核剤組成物を適用することにより所定の特性を備えたポリオレフィン系樹脂組成物を形成する。
請求項(抜粋):
一般式(1)で表されるジベンジリデンソルビトール100重量部に対して、下記?@から選ばれた1種若しくは2種以上の化合物(化合物A)0.01〜50重量部及び下記?A〜?Eから選ばれた1種若しくは2種以上の少なくとも1つ以上のアルコール性水酸基を含む化合物(化合物B)1〜100重量部を添加してなることを特徴とするジベンジリデンソルビトール系組成物。【化1】[式中、R1、R2は同一又は異なって、炭素数1〜8のアルキル基、アルコキシ基又はハロゲン原子を表す。a、bは夫々0〜3の整数を表す。]?@アミノ酸及びそれからなるペプチドのアルカリ金属塩?A一般式(2)で表されるアルコール及びそのアルキレンオキシド付加物R3-O-(AO)c-H (2)[式中、R3は炭素数4〜32の直鎖状或いは分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基を表す。AOは炭素数2又は3のオキシアルキレンを表す。cは0〜40の整数を表す。]?B一般式(3)で表されるフェノール類のアルキレンオキシド付加物【化2】[式中、R4は炭素数1〜18の直鎖状或いは分岐鎖状のアルキル基又は炭素数2〜18の直鎖状或いは分岐鎖状のアルケニル基を表す。AOは炭素数2又は3のオキシアルキレンを表す。dは0〜3の整数を表す。eは1〜40の整数を表す。]?C多価アルコールの部分エステル及びそのアルキレンオキシド付加物?D水添ヒマシ油及びそのアルキレンオキシド付加物?E一般式(4)で表されるヒドロキシアルキルアミン及び/又は一般式(5)で表されるヒドロキシアルキルアミド R5-N-(R6-OH)2 (4)[式中、R5は炭素数4〜22のアルキル基又はアルケニル基を表す。R6は炭素数2〜4の直鎖状或いは分岐鎖状のアルキレン基を表す。] R7-CON-(R8-OH)2 (5)[式中、R7、R8は夫々一般式(2)のR5、R6と同義である。]
IPC (7件):
C08K 5/15 KET ,  C07D493/04 106 ,  C08K 5/06 KEM ,  C08K 5/10 KEQ ,  C08K 5/16 KEU ,  C08K 5/20 KEW ,  C08L 23/00
FI (7件):
C08K 5/15 KET ,  C07D493/04 106 B ,  C08K 5/06 KEM ,  C08K 5/10 KEQ ,  C08K 5/16 KEU ,  C08K 5/20 KEW ,  C08L 23/00
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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