特許
J-GLOBAL ID:200903069474985828

ヘリカル粗形歯の仕上成形方法及びこれに使用できる装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-365359
公開番号(公開出願番号):特開2000-190048
出願日: 1998年12月22日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】【課題】ワークのヘリカル粗形歯に関する位相を合致させるにあたり、機械的方式を採用しつつも、信頼性を確保するのに有利なヘリカル粗形歯の仕上成形方法及びこれに使用できる装置を提供する。【解決手段】パンチ6の下面から案内操作子7の先端部を突出させた状態で、パンチ6をワーク1に向けて下降させる。よって案内操作子7の先端部をワーク1に当接させ、当接に伴い案内操作子7をワーク1の周方向に相対回動させる。相対回動に伴い、付勢部72の付勢力で案内操作子7の先端部をワーク1の歯溝1kに嵌める。以後はパンチ6は周方向に相対移動し、パンチ6のパンチ歯64とワーク1のヘリカル粗形歯1dとの周方向位相合わせが行われる。
請求項(抜粋):
所定のピッチで形成されたヘリカル状をなす複数個の溝状の成形歯をもつ成形キャビティを備えたダイスと、前記ダイスの成形歯に相応するピッチで形成されたヘリカル状をなす複数個のヘリカル粗形歯をもつワークと、前記ワークのヘリカル粗形歯のピッチに相応するピッチで形成されたヘリカル状をなす複数個のパンチ歯をもち前記ワークに対して周方向に相対回動可能であり前記ワークを押圧可能なパンチと、前記パンチを前記ダイスに対して昇降させる昇降部とを用い、前記パンチのパンチ歯と前記ワークのヘリカル粗形歯との周方向の位相を合致させるパンチ・ワーク位相合致操作を行い、その後に、前記昇降部による前記パンチの下降に伴い前記ワークを前記ダイスの成形キャビティに押し込み、前記ワークのヘリカル粗形歯を前記ダイスの成形歯で仕上成形する仕上成形操作を行うヘリカル粗形歯の仕上成形方法において、前記パンチは、隣設する2つの前記パンチ歯の間のヘリカル状をなす歯溝内に歯溝に沿って前進・退避可能に且つ前記パンチの中心軸線に対して傾斜して装備された軸状の案内操作子と、前記案内操作子の先端部を前記パンチの中心軸線に対して傾斜したまま前記パンチの下面から突き出すように前記案内操作子を付勢するとともに前記歯溝の奥方への前記案内操作子の退避を許容する付勢部とをもち、前記パンチ・ワーク位相合致操作は、前記パンチの下面から前記案内操作子の先端部を突出させた状態で前記パンチをワークに向けて下降させることにより、前記案内操作子の先端部を前記ワークに当接させ、当接に伴い、前記案内操作子を前記パンチの歯溝内に退避させると共に前記ワークの周方向に相対変位させ、相対変位に伴い、前記付勢部で付勢されている案内操作子を前記ワークの歯溝に嵌め、その後、前記案内操作子の案内作用によって前記パンチを前記ワークに対して相対回動させ、前記パンチのパンチ歯と前記ワークのヘリカル粗形歯との周方向位相合わせを行うことを特徴とするヘリカル粗形歯の仕上成形方法。
IPC (2件):
B21K 1/30 ,  B21J 13/02
FI (2件):
B21K 1/30 D ,  B21J 13/02 Z
Fターム (20件):
4E087AA06 ,  4E087AA10 ,  4E087BA02 ,  4E087CA21 ,  4E087CA22 ,  4E087CA23 ,  4E087CA33 ,  4E087CB01 ,  4E087CB02 ,  4E087DA04 ,  4E087EC17 ,  4E087EC18 ,  4E087EC22 ,  4E087EC37 ,  4E087EC46 ,  4E087EC51 ,  4E087ED28 ,  4E087ED31 ,  4E087HA04 ,  4E087HA82

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