特許
J-GLOBAL ID:200903069477000733

電圧非直線抵抗体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 富士弥 ,  橋本 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-250296
公開番号(公開出願番号):特開2004-088031
出願日: 2002年08月29日
公開日(公表日): 2004年03月18日
要約:
【課題】造粒粉の焙焼粉体に酸化亜鉛及び二酸化珪素を用いることにより、酸化亜鉛素子の制限電圧特性を良好にすると共に、過大な雷インパルス及び開閉インパルスに対しても、酸化亜鉛素子による放電耐量を増強させ、かつ、造粒粉の製造コストも良好にする。【解決手段】酸化亜鉛及び二酸化珪素を混合粉砕し混合物スラリーを得(S11)、その混合物スラリーを乾燥解砕し(S12)、焙焼して焙焼粉体を得(S13)、その焙焼粉体を混合粉砕し(S14)、乾燥解砕して添加焙焼粉体原料を得(S15)、その添加焙焼粉体原料,添加金属酸化物粉体及び純水を混合し添加物スラリーを得(S16)、添加物スラリー,有機バインダー溶液及び酸化亜鉛を乳化混合し(S17)、脱泡し(18)、噴霧乾燥することにより(S19)、電圧非直線抵抗体における酸化亜鉛素子の造粒粉を製造する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
三酸化ビスマス,三酸化アンチモン,三酸化コバルト,二酸化マンガン,三酸化クロム,酸化ニッケル,二酸化珪素等の複数個の金属酸化物を混合して添加物成分を得た後、原料スラリーとしての主成分及び有機バインダーと共に湿式混合し、乾燥し、粉砕して造粒粉を得、その造粒粉を円盤状等の成形体に成形し、脱脂してから、仮焼して仮焼体を形成した後、その仮焼体の側面部分に絶縁材を塗布し、焼成して焼結体を得、その焼結体の両端面に電極を設けて成る電圧非直線抵抗体の製造方法において、 前記原料スラリーとしての主成分は、酸化亜鉛と二酸化珪素を計量し、湿式混合し、乾燥し、焙焼し、微粉砕して調整した焙焼粉体である珪酸亜鉛を得た後、この珪酸亜鉛に複数個の金属酸化物の添加物成分を所定量添加して湿式混合し、粉砕して添加物スラリーを得、 前記珪酸亜鉛を有機バインダー溶液に酸化亜鉛と添加物スラリーとを乳化混合する際に添加し、脱泡後噴霧乾燥して造粒粉を得ることを特徴とする電圧非直線抵抗体の製造方法。
IPC (2件):
H01C7/10 ,  C04B35/453
FI (2件):
H01C7/10 ,  C04B35/00 Q
Fターム (25件):
4G030AA22 ,  4G030AA25 ,  4G030AA28 ,  4G030AA29 ,  4G030AA32 ,  4G030AA37 ,  4G030AA42 ,  4G030AA43 ,  4G030BA04 ,  4G030GA01 ,  4G030GA05 ,  4G030GA09 ,  4G030GA18 ,  4G030GA19 ,  4G030GA35 ,  5E034CA08 ,  5E034CB06 ,  5E034CC02 ,  5E034CC05 ,  5E034CC12 ,  5E034DA03 ,  5E034DB04 ,  5E034DE01 ,  5E034DE04 ,  5E034DE07

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