特許
J-GLOBAL ID:200903069477050986

冷媒循環式空調システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 縣 浩介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-053777
公開番号(公開出願番号):特開平9-222243
出願日: 1996年02月17日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【目的】 1階当りの部屋数の多い建物に冷媒自然循環方式を採用する場合における室外機と室内機間の高低差の不足を解決する。【構成】 建物の屋上に設置した室外機1と、建物内の各部屋に設置した室内機2とを冷媒液配管3及び冷媒ガス配管4で連結して、冷房時には室外機1で液化した冷媒液と室内機2で気化した冷媒ガスとの比重差により冷媒を自然循環させ、暖房時には室外機1で気化した冷媒ガスと室内機2で液化した冷媒液を建物の下部位置に設けた循環用ポンプ5により強制循環させるようにした冷媒循環式空調システムにおいて、上記室外機1内の冷媒液配管3に補助ポンプ6を介装すると共に、該補助ポンプ6と並列に定圧弁7を接続した。【効果】 小型の補助ポンプと定圧弁というきわめて簡単な構成により、大型ビルなどにおける自然循環方式の採用を可能にした。
請求項(抜粋):
建物の屋上に設置した室外機と、建物内の各部屋に設置した室内機とを冷媒配管で連結して、冷房時には室外機で液化した冷媒液と室内機で気化した冷媒ガスの比重差により冷媒を自然循環させ、暖房時には室外機で気化した冷媒ガスと室内機で液化した冷媒液を建物の下部位置に設けた循環ポンプにより強制循環させるようにした冷媒循環式空調システムにおいて、上記室外機の冷媒液配管に補助ポンプを介装すると共に、該補助ポンプと並列に定圧弁を接続して、冷房時における冷媒液自然循環の高低差不足を補強せしめて成る冷媒循環式空調システム。

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