特許
J-GLOBAL ID:200903069477305747

自転車用ディレーラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-299767
公開番号(公開出願番号):特開平7-149279
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 リターンばねとセーバばねとを兼用、ばね力損失が発生しにくい自転車用ディレーラを提供する。【構成】 揺動リンク7に変速操作部材19を取り付け、連結部19bに連結したインナーワイヤ15aを引っ張り操作すると、リターンばね20が操作力を蓄積しながら支持部材4に伝達し、ガイドプーリ1が大径スプロケット側にチェンを掛け換える。大きい変速抵抗が作用すると、揺動リンク7が揺動せず、リターンばね20がセーバばねとなって引っ張り操作力を蓄積し、変速抵抗が低下すると、ガイドプーリ1が大径スプロケット側に移動してチェンを掛け換える。インナーワイヤ15aを緩め操作すると、揺動リンク7が当たり部19cに当接したままで揺動して小径スプロケット側にチェンを掛け換える。
請求項(抜粋):
自転車用車体に連結するベース体(6)、および、チェン掛け換え体(1)を支持する支持体(4)を備え、前記支持体(4)と前記ベース体(6)を連結する一対の揺動リンク(7),(8)と、前記ベース体(6)、および、前記支持体(4)でなる四連リンク機構を備え、変速ワイヤ(15a)の引っ張り力によって前記支持体(4)を前記ベース体(6)に対して小径スプロケット側と大径スプロケット側のうちの一方に移動操作し、リターンばね(20)の復元力によって前記支持体(4)を前記ベース体(6)に対して小径スプロケット側と大径スプロケット側のうちの他方に移動操作するように構成した自転車用ディレーラであって、前記変速ワイヤ(15a)のための連結部(19b)と、前記四連リンク機構に対する当たり部(19c)とを備える変速操作部材(19)を前記四連リンク機構に単独揺動自在に取り付け、前記リターンばね(20)が引張コイルばねであるとともに、前記変速操作部材(19)と前記四連リンク機構とにわたって取り付けてあり、前記変速ワイヤ(15a)が引っ張り操作される際には、前記リターンばね(20)が引っ張り弾性変形されながら前記変速ワイヤ(15a)の引っ張り力を前記四連リンク機構に伝達して前記四連リンク機構を変形操作し、前記変速ワイヤ(15a)が緩め操作される際には、前記リターンばね(20)が弾性復元力より前記当たり部(19c)を前記四連リンク機構に当て付けて前記四連リンク機構を変形操作する自転車用ディレーラ。

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