特許

J-GLOBAL ID：200903069477589001

ミリ波無線双方向伝送方法およびミリ波無線双方向伝送装置

発明者： 久利 敏明
出願人/特許権者： 郵政省通信総合研究所長
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-276707
公開番号（公開出願番号）：特開2001-103015
出願日： 1999年09月29日
公開日（公表日）： 2001年04月13日
要約：

【要約】【課題】 ミリ波無線双方向伝送のシステム全体をより簡易に構成できるようにする。【解決手段】 制御局CSとアンテナ基地局BSとの間を光ファイバ伝送路Lで双方向に接続して行うミリ波無線双方向伝送方法において、単一モード光源11からの光搬送波Sfcを、正弦波信号SfLOとダウンリンクミリ波信号Sfdとを合成したミリ波合成信号で変調して変調光S1を生成した後、単側波帯のダウンリンク光信号S10に変換し、光ファイバ伝送路31で伝送したあと二つに分配し、分配した一方のダウンリンク光信号S10から再生したダウンリンクミリ波信号Sfdを自由空間に送出し、一方、受信したアップリンクミリ波信号Sfuで、分配した他方のダウンリンク光信号S10を変調し、その変調光S3から得たアップリンク光信号S30を光ファイバ伝送路32で伝送した後、光自己ヘテロダイン検波等を経てもとのアップリンクミリ波信号Sfuの情報を再生する、ことを特徴としている。

請求項（抜粋）：

制御局とアンテナ基地局との間を光ファイバ伝送路で双方向に接続して行うミリ波無線双方向伝送方法において、単一モード光源からの光搬送波を、所望周波数変換量に相当する周波数を有する正弦波信号と、所定周波数のダウンリンクミリ波信号とを合成して得られたミリ波合成信号で変調して第1変調光を生成し、上記第1変調光を単側波帯のダウンリンク光信号に変換し、そのダウンリンク光信号を光ファイバ伝送したあと二つに分配し、分配した一方のダウンリンク光信号を光自己ヘテロダイン検波しダウンリンクミリ波信号のみを取り出して再生し、そのダウンリンクミリ波信号を自由空間に送出し、受信したアップリンクミリ波信号で、分配した他方のダウンリンク光信号を変調し、その変調で得られた第2変調光から、アップリンクミリ波信号と同じ情報をもつ光スペクトルのうちの一つと無変調光搬送波成分の一つとを取り出してアップリンク光信号を選択し、そのアップリンク光信号を光ファイバ伝送し、光ファイバ伝送されたアップリンク光信号を光自己ヘテロダイン検波することで生成された中間周波数帯信号から、もとのアップリンクミリ波信号の情報を再生する、ことを特徴とするミリ波無線双方向伝送方法。

IPC (3件)：

H04B 10/22 ,  H04B 10/00 ,  H04Q 7/36

FI (2件)：

H04B 9/00 A ,  H04B 7/26 104 A

Fターム (14件)：

5K002AA01 ,  5K002AA03 ,  5K002AA04 ,  5K002BA04 ,  5K002BA05 ,  5K002CA07 ,  5K002CA13 ,  5K002CA17 ,  5K002DA04 ,  5K002FA01 ,  5K067AA42 ,  5K067EE10 ,  5K067EE16 ,  5K067EE37