特許
J-GLOBAL ID:200903069480438014

難燃性油圧作動油

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-241430
公開番号(公開出願番号):特開平9-324188
出願日: 1996年08月23日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】 難燃性で可溶化温度範囲が広い水可溶化作動油の基本的特性を損なわず、廃液処理性および耐摩耗性が優れ、さらに、ベアリング疲労寿命を改善した難燃性油圧作動油を提供すること。【解決手段】 基油に界面活性剤を用いて水を分散させてなる難燃性油圧作動油において、a)ジカルボン酸のアルカリ金属塩および/または一般式[I]【化1】(式中、mおよびnは0〜22の整数である。)で表わされる化合物のアルカリ金属塩、b)ポリプロピレングリコールモノアルキルエーテルおよび、c)アルコールのアルキレンオキサイド付加物を含有させてなり、さらに、下記一般式[IV]〜[VI]で表される化合物の少なくとも一種を含有させた難燃性油圧作動油を提供する。【化2】(式中、R9 〜R20は、水素原子または炭素数1〜20の炭化水素基であり、R1 〜R3 は炭素数2または3のアルキレン基であり、mは1〜20の正の整数であり、nは2または3の整数である。
請求項(抜粋):
基油に界面活性剤を用いて水を分散させてなる難燃性油圧作動油において、a)ジカルボン酸のアルカリ金属塩および/または下記一般式[I]【化1】(上記一般式[I]において、mおよびnは、0または1〜22の整数であり、各々、互いに同一であっても異なっていてもよい。)で表される化合物のアルカリ金属塩、b)下記一般式[II]R1 -O-( R2 O)n-H [II](上記一般式[II]において、R1 は炭素数1〜2のアルキル基であり、R2は炭素数3のアルキレン基であり、nは1〜50の整数である。)で表されるポリプロピレングリコールモノエーテル、および、c)下記一般式[III]R3 -O-( R4 O)n-H [III](上記一般式[III]において、R3 は、炭素数1〜30の脂肪族炭化水素基であり、R4 は炭素数2〜3のアルキレン基であり、すべて炭素数2のアルキレン基でも、すべて炭素数3のアルキレン基でも、また、両者が混在していてもよく、nは2〜10の整数である。)で表されるアルコールのアルキレンオキサイド付加物を含有させたことを特徴とする難燃性油圧作動油。
IPC (11件):
C10M161/00 ,  C10M173/00 ,  C10M129:34 ,  C10M129:42 ,  C10M129:44 ,  C10M129:16 ,  C10M145:30 ,  C10M145:24 ,  C10N 30:06 ,  C10N 30:08 ,  C10N 40:08
FI (2件):
C10M161/00 ,  C10M173/00

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