特許
J-GLOBAL ID:200903069484661192

合成膨潤性粘土鉱物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松井 光夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-509393
公開番号(公開出願番号):特表平10-505317
出願日: 1995年08月31日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】膨潤性粘土鉱物は、酸素により8面体構造で囲まれた金属の中心層(8面体層)、その層を囲む2つの、4面体構造で囲まれたケイ素を含む層(4面体層)から構成される基本3層小板からなり、そのような基本層小板の多数は任意的に積み重なっていてもよい。粘土層小板の大きさは0.01μmから1μmであり、積み重なっている基本層小板の数が平均で1から20であり、8面体層において最大30原子%の金属イオンがより低い原子価のイオンで置換され、4面体層において最大15原子%のケイ素イオンがより低い原子価のイオンで置換され、そのような置換がこれら層の少なくとも1の層で起き、これらの層が該置換のため正電荷が欠如している。それらは粘土の成分を含む水溶液のpH値を3ないし9に、及び液体の温度を60°Cから350°Cの値に設定し及び反応に要する時間の間、pH値を前記範囲内に維持しつつ、該温度に維持することによって調製される。
請求項(抜粋):
酸素により8面体構造で囲まれた金属の中心層(8面体層)、前記層を囲む2つの層であって4面体構造で囲まれたケイ素を含む層(4面体層)、から構成される基本3層小板からなり、そのような基本層小板の多数は任意的に積み重なっていてもよい膨潤性粘土鉱物において、粘土層小板の大きさが0.01μmから1μmであり、積み重なっている基本3層小板の数が1から20であり、8面体層において最大30原子%の金属イオンがより低い原子価のイオンで置換され、4面体層において最大15原子%のケイ素イオンがより低い原子価のイオンで置換され、そのような置換が前記層の少なくとも1つの層で起き、該層が置換のため正電荷が欠如していることを特徴とする膨潤性粘土鉱物。
IPC (12件):
C01B 33/40 ,  B01J 21/16 ,  B01J 29/04 ,  C07C 1/24 ,  C07C 2/66 ,  C07C 5/22 ,  C08F 4/00 ,  C08F 4/02 ,  C08F 10/00 ,  C10G 11/04 ,  C10G 45/60 ,  C10G 47/12
FI (12件):
C01B 33/40 ,  B01J 21/16 M ,  B01J 29/04 M ,  C07C 1/24 ,  C07C 2/66 ,  C07C 5/22 ,  C08F 4/00 ,  C08F 4/02 ,  C08F 10/00 ,  C10G 11/04 ,  C10G 45/60 ,  C10G 47/12
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平3-153519
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-153519
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Reviews in Mineralogy Vol.19 Hydrous Phyllosilicates, 1988, p.521, 531-545, 552-559
審査官引用 (1件)
  • Reviews in Mineralogy Vol.19 Hydrous Phyllosilicates, 1988, p.521, 531-545, 552-559

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