特許
J-GLOBAL ID:200903069485482437
電磁結合による充電および通信機能を備えたマイクロロボット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-126670
公開番号(公開出願番号):特開平8-323657
出願日: 1995年05月25日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 マイクロロボットの内蔵電源の充電、およびそれとの間を通信を行うことの可能なシステムを提案すること。【構成】 マイクロロボット1は、左右2個のマイクロ駆動ユニット10R、10Lを有し、これらは分散型ステッピングモータ14R、14Lを備えている。このモータの励磁コイル142aを利用して、外部の補助装置500との間で電磁結合を利用して、内蔵の2次電源102の充電、およびこれらの間での通信を行う。補助装置500は、そのための磁気コイル504を備えている。マイクロロボット1が電磁結合領域に到ると、このコイル504により形成する交流磁界によってマイクロロボット1の側の励磁コイル142aには交流電圧が誘起され、これが整流されて2次電源102が充電される。また、これらのコイル504と142aの間でデータパルスの送受も行われる。内蔵のモータコイル142aを、充電、信号の送受にも利用しているので、小型軽量という特性を損なわずに非接触充電機能、通信機能をマイクロロボットに搭載できる。
請求項(抜粋):
2次電源と、これにより駆動されるマイクロ駆動ユニットと、少なくとも一つの物理量の変化を検出可能な検出素子と、この検出素子の検出結果に基づき前記マイクロ駆動ユニットの駆動を制御して所定の動作を行なわせる制御回路と、前記マイクロ駆動ユニットに組み込まれている分散型モータと、この分散型モータを駆動するために前記制御回路に組み込まれているモータドライバと、前記分散型モータの構成要素である励磁コイルに発生する外部交流磁界により誘起した交流電流を整流して前記2次電源ユニットを充電する充電回路と、外部磁界により前記励磁コイルの誘起電圧を検出する信号検出回路と、前記モータドライバを介してモータ駆動信号とは異なるパルス幅のパルス信号を前記励磁コイルに印加して当該励磁コイルを励磁して送信を行なう信号発生回路とを有することを特徴とするマイクロロボット。
IPC (2件):
FI (3件):
B25J 7/00
, B25J 19/00 F
, B25J 19/00 J
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭54-089672
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特開昭49-128613
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