特許
J-GLOBAL ID:200903069498032619

マンホール蓋の施錠装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-044348
公開番号(公開出願番号):特開平11-229417
出願日: 1998年02月10日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 マンホール蓋のキー孔からマンホール内に雨水が侵入するのを防止する。【解決手段】 受枠2の上端内周のテーパ面6の一部に、受け凹部15を設ける。マンホール蓋4の外周面7の一部に設けた凹所19にラッチ14を組み込み、このラッチ14を前記受け凹部15に係脱自在とする。凹所19の上部には、ラッチ14を解除方向に作動させるキー26を抜き差し可能とするキー孔25を設ける。凹所19の底側は底壁20で閉塞し、この底壁20の外周面21は、マンホール蓋4の外周面7と面一なテーパ状に形成して受枠2のテーパ6と面接触させている。雨水がキー孔25から凹所19内に侵入しても、底壁20による封水機能でマンホール内に侵入するのを防止できる。
請求項(抜粋):
環状の受枠2にマンホール蓋4が蝶番機構5を介して開閉揺動自在に嵌め込み装着されており、受枠2の上端内周には、下方に向かって漸次小径となるテーパ面6が形成されており、マンホール蓋4の外周面7は、前記テーパ面6と面接触するテーパ状に形成されており、マンホール蓋4の蝶番機構5と反対側の外周面一部に、受枠2の内周に向けて開口する凹所19が設けられており、凹所19の内部に、受枠2の内周一部に設けた受け凹部15に対し係脱自在なラッチ14と、このラッチ14を常に受け凹部15に対し係合付勢するばね部材24とが収容されており、マンホール蓋4の上面の外周寄り部位に、ラッチ14を解除方向に作動させるキー26を抜き差し可能にするキー孔25が凹所19の内部と連通するよう設けられており、凹所19の底側は、凹所19の内部とマンホール口1の内部とを遮断する底壁20で閉塞されており、底壁20の外周面21は、マンホール蓋4の外周面7と面一なテーパ状に形成されて受枠2の内周面と密着状に面接触していることを特徴とするマンホール蓋の施錠装置。

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