特許
J-GLOBAL ID:200903069511057383

プリント基板の車両搭載構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-202470
公開番号(公開出願番号):特開2003-011741
出願日: 2001年07月03日
公開日(公表日): 2003年01月15日
要約:
【要約】【課題】 電気機器の作動不良を誘発する切り粉の発生を防止可能にした、プリント基板の車両搭載構造を提供する。【解決手段】 トレイ21〜51の挿入側の端面31aに、樹脂製のクリップ210〜510を、レール62のスライド面62aおよび嵌合面62bとトレイ21〜51との間に介在するように備える。これにより、トレイ21〜51を筐体60内部に挿入するにあたり、トレイ21〜51の挿入側の端面31aがレール62の挿入面62aおよび嵌合面62bに直接接することを防止できるので、レール62がトレイ21〜51に削られてしまうことによる切り粉の発生を防止でき、切り粉によるプリント基板22〜52等のショートによるセンタクラスタ2の作動不良の誘発を防止できる。
請求項(抜粋):
計器盤(1)の車両左右方向略中央部に設置された電気機器(20、30、40、50)の構成部品であるプリント基板(22、32、42、52)の車両搭載構造であって、前記プリント基板(22〜52)の板面に配置され、前記プリント基板(22〜52)から発生される電磁ノイズを遮断するとともに、前記プリント基板(22〜52)を保持する金属製のトレイ(21、31、41、51)を備え、前記トレイ(21〜51)は、車両側に固定されて車室内の側に開口部(60a)を有する筐体(60)に、前記開口部(60a)から挿入されて保持され、また、前記筐体(60)には、前記トレイ(21〜51)の挿入を案内するレール(62)が備えられており、前記トレイ(21〜51)の挿入側端面(21a、31a、41a、51a)には、このトレイ(21〜51)に比べて硬度の低い材質で成形された低硬度部材(210、310、410、510)が、前記レール(62)との間に介在するように備えられていることを特徴とするプリント基板の車両搭載構造。

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