特許
J-GLOBAL ID:200903069518179263

水分および酸素の同時連続測定装置における信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-130432
公開番号(公開出願番号):特開平7-333193
出願日: 1994年06月13日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】発生原因毎にむだ時間Lおよび一次遅れの補正をすることにより酸素濃度とともに正確な水分濃度をも同時かつ連続的に測定可能な水分および酸素の同時連続測定装置における信号処理方法を提供する。【構成】水分濃度測定においてセンサ用フィルタ、プローブ発信器、除湿器用フィルタ、除湿器、プローブ管を通過することにより発生するむだ時間Lおよび一次遅れの影響を補償するため、時刻tにおける水分濃度H2O(t)を求める際、O2W(t)からむだ時間Lおよび一次遅れの影響をなくす電気的模擬を実施してO2W(t-L)を求め、この値を用い、【数1】を計算することにより、正確な水分濃度を求め、酸素濃度とともに出力する。
請求項(抜粋):
ダクト内の被測定ガスの流れに接触したプローブ管を有するプローブ発信器と;除湿器用フィルタを介して採取した湿りガス状態である被測定ガスを除湿して乾きガス状態である被測定ガスを得る除湿器と;プローブ発信器の先端にセンサ用フィルタを介して設けられた、湿りガス状態の被測定ガスと乾きガス状態の被測定ガス又は、湿りガス状態の被測定ガスと基準ガスとしての空気とに基づき湿りガスベース起電力を得る湿りガスベース酸素濃度用センサと;プローブ発信器に湿りガスベース酸素濃度用センサと一定間隔を隔てて設けられた、基準ガスとしての空気と乾きガス状態の被測定ガスとに基づき乾きガスベース起電力を得る乾きガスベース酸素濃度用センサと;から構成される装置における水分および酸素の同時連続測定での信号処理方法において、(a) 前記湿りガスベース起電力と、前記乾きガスベース起電力とから、湿りガス状態の被測定ガスの酸素濃度O2W(t)と乾きガス状態の被測定ガスの酸素濃度O2D(t)とを求め;(b) 求めたO2W(t)を電気的に模擬することで、前記センサ用フィルタ、除湿器用フィルタ、除湿器およびプローブ管を通過することにより発生するむだ時間、および一次遅れを前記センサ用フィルタ、除湿器用フィルタ、除湿器およびプローブ管ごとに補正したO2W(t-L)を求め、;(c) 求めたO2W(t-L)とO2D(t)とから水分量H2O(t)を求め;(d) 処理後のH2O(t)とO2D(t)を水分量および酸素量として出力する;ことを特徴とする水分および酸素の同時連続測定装置における信号処理方法。
IPC (2件):
G01N 27/409 ,  G01N 27/416
FI (2件):
G01N 27/58 B ,  G01N 27/46 371 H
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-175652
  • 特開平4-080652
  • 特開平4-166756
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