特許
J-GLOBAL ID:200903069519787933

流体噴射弁の流量調整装置およびそれを用いた流量調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-188601
公開番号(公開出願番号):特開2000-018138
出願日: 1998年07月03日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 容易にかつ精密に調整でき、調整時間を低減することが可能な流体噴射弁の流量調整装置およびそれを用いた流量調整方法を提供する。【解決手段】 燃料噴射弁10の脱着時には、ダミー供給手段63に試験油を圧送してダミー噴射弁62から一定流量の試験油を噴射させることにより、燃料噴射弁10あるいはダミー噴射弁62のいずれか一方に常に試験油を噴射させることが可能である。したがって、流量計測手段52の計測限界異常を防止することができるので、流量計測時間を低減し、流量調整時間を低減することができる。さらに、漏れチェックを行うことにより、流体供給手段51とアジャスティングパイプ32の上端部32aとの接続部から試験油が漏れるのを確認することができる。したがって、流体供給手段51内を通る試験油の流量を正確に計測することができるので、燃料噴射弁10の噴射量を精密に調整することができる。
請求項(抜粋):
噴孔の流体上流側に弁座を設けた弁ボディと、前記弁ボディに往復移動可能に支持され、前記弁座に着座可能な当接部を有し、前記当接部が前記弁座から離座ならびに前記弁座に着座することにより前記噴孔から流体を噴射または遮断する弁部材と、前記噴孔から噴射される流体の噴射量を調整可能な噴射量調整手段とを備えた流体噴射弁の流量を調整する装置であって、前記流体噴射弁に流体を供給する流体供給手段と、前記流体噴射弁のマスタモデルと同等の性能を有するダミー噴射弁と、前記流体供給手段から分岐し、前記ダミー噴射弁に流体を供給するダミー供給手段とを備え、前記噴孔から流体を噴射させ、前記流体供給手段内を通過する流体の流量に応じて前記噴射量調整手段を調整することにより前記流体噴射弁の噴射量を調整することを特徴とする流体噴射弁の流量調整装置。

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