特許
J-GLOBAL ID:200903069536820790

車両の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-248161
公開番号(公開出願番号):特開平6-099756
出願日: 1992年09月17日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 差動装置の作動回転数が差動制限装置に許容される差動制限力を越えた場合に、車輪の制動力制御により差動回転数を低下することにより、車両の走破性が悪化されるのを防止しつつ、差動制限装置の耐久性をも向上する。【構成】 コントロールユニット25は、スロットル開度信号,車輪速信号,ブレーキ信号,ステアリング信号およびモード信号に基づいて、フロント・デフ15,リア・デフ18,センター・デフ21にそれぞれ出力する電流値を演算する。各電流値に基づいて電磁多板クラッチによる作動制限力を制御する。各車輪速から各デフギア15,18,21の差動回転数に対するしきい値ΔNF ,ΔNR,ΔNC を算出する。各しきい値と差動制限力との関係から制御領域を判断し、しきい値が制御領域にある場合は、ブレーキユニット22のブレーキ圧を段階的に制御して、差動回転数を低下させるための車輪の制動力を必要最小限度に抑制する。
請求項(抜粋):
左右駆動輪間および,または前後車軸間に設けられた差動装置の差動制限力を可変とする差動制限装置を備えた車両の制御装置において、差動装置の差動回転数を検出する差動回転数検出手段と、検出された差動回転数が所定値以上になった場合に、左右駆動輪間または前後車軸間の相対的な制動力制御により差動回転数を低下する差動回転数低下手段と、を設けたことを特徴とする車両の制御装置。
IPC (2件):
B60K 17/35 ,  B60K 23/04

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