特許
J-GLOBAL ID:200903069539170339

ピアノの止音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-050507
公開番号(公開出願番号):特開平7-261745
出願日: 1994年03月22日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 打弦動作時にハンマーシャンクに当接して止音を行なうためのハンマストップレールの位置を、小さな駆動力で切り替えることができ、しかもハンマストップレールを所定の位置に強固に位置決めできる止音装置を提供する。【構成】 ストップレールアーム56にクランク58及びクランクレバー62からなるリンク機構を介して回転軸60を接続し、図示しない操作レバーを操作してワイヤ68を引出し回転軸60を回転させることによって、ハンマストップレール50を、打弦動作時にハンマシャンクに当接する停止位置とその停止位置から退避した退避位置とに各々位置決めできるように構成する。この結果、従来の止音装置に比べて、ハンマストップレール50の位置変更を小さな駆動力で行ない、しかも停止位置に強固に位置決めでき、止音を確実に行なうことができるようになる。なお、リンク機構の代わりに、カム機構を用いてもよい。
請求項(抜粋):
押鍵に基づきハンマが打弦動作を開始してから実際に打弦を行なうまでの間の所定の停止位置でハンマシャンクに当接して、該ハンマシャンクの移動を阻止する長尺状のハンマストップレールと、該ハンマストップレールを、上記ハンマシャンクの移動を阻止する上記停止位置と、該停止位置から退避して上記ハンマによる打弦を可能にする退避位置とに変位可能に支持する支持機構と、該支持機構により変位可能に支持された上記ハンマストップレールを、上記停止位置又は上記退避位置に位置決めする位置決め機構と、を備えたピアノの止音装置であって、上記支持機構が、上記ハンマストップレールの長手方向に沿った複数箇所に、該ハンマストップレールと略直交する方向に突設された複数のストップレールアームと、該ストップレールアームの上記ハンマストップレールとは反対側端部を、上記ハンマストップレールと平行な軸に沿って回動可能に軸支する複数の支持部と、からなり、上記位置決め機構を、上記ハンマストップレールと略平行に回転可能に配設された長尺状の回転軸と、該回転軸と各ストップレールアームとを接続する複数のリンクと、外部操作に応じて上記回転軸を所定角度回動させる回動部材と、からなるリンク機構により構成してなることを特徴とするピアノの止音装置。
IPC (3件):
G10C 3/00 ,  G10C 3/16 ,  G10F 1/02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-133191
  • 鍵盤楽器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-215399   出願人:ヤマハ株式会社
  • 鍵盤楽器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-193404   出願人:ヤマハ株式会社

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