特許
J-GLOBAL ID:200903069539366896

動画像符号化におけるプリフィルタ制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-028391
公開番号(公開出願番号):特開平6-225276
出願日: 1993年01月26日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 動画像符号化において動きが激しいシーンを扱う場合、従来は駒落としや粗い量子化などにより対処していたが、これにより動き情報の欠落、ブロック状歪みの発生など、視覚上大きな画質劣化が生じていた。本発明は、入力画像に対しローパスフィルタを動作させ、劣化が目立たないよう信号帯域を制限し、符号化発生情報量を減じることにより、主観画質の向上を図ることを目的とする。【構成】 符号化入力画像に対し、ローパスフィルタ(プリフィルタ)を動作させる。プリフィルタの特性(通過帯域幅)は可変な構造とし、出力レートと画質バランスを考慮し、適応的に参照パラメータからフィルターの特性を決定することに特徴を有する。
請求項(抜粋):
動画像の符号化入力信号に対し、高域遮断を行ってビットレートを低減するデジタルローパスフィルタにおいて、既に符号化された画像フレームの通過帯域パラメータ(k)と量子化ステップサイズ(Q)と動き量パラメータ(r)と符号化出力レート(I)とにより出力レート関数(f1 )の係数(α,β,γ,δ)を更新し、さらに該更新した係数により出力レート関数(f1 )を決定し、該出力レート関数(f1 )と帯域の鮮鋭度劣化と画質劣化のバランス関数(f2 )とからプリフィルタ(1)の最適通過帯域と量子化ステップサイズ(Q,Q′)を適応的に決定することを特徴とする可変プリフィルタ制御方法。
IPC (4件):
H04N 7/13 ,  G06F 15/66 330 ,  G06F 15/68 400 ,  H03M 7/50

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