特許
J-GLOBAL ID:200903069567651253

エンジンのクランク軸オイルシールのオイル戻し構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-123243
公開番号(公開出願番号):特開平10-299447
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 エンジンのクランク軸オイルシールのオイル戻し構造において、潤滑油を飛散させることなく円滑にオイルパンへ戻す。【解決手段】 シリンダブロックの下端部にロワケース21を結合して、軸受部26によって、クランク軸を支持する。シリンダブロックおよびロワケース21の後端部に、半割状の嵌合部48を形成してクランク軸の周囲に円筒状の嵌合部を形成する。この嵌合部にオイルシールを圧入して、クランク軸との間をシールする。ロワケース21のシリンダブロックとの結合面にオイル戻し溝50を形成して、嵌合部48の内側をオイルパン内へ連通するオイル通路46に連通させる。軸受部26から漏れた潤滑油をオイルシールでシールし、オイル戻し溝50からオイル通路46を通してオイルパンへ戻す。潤滑油がクランク軸のクランク部にかからないので、潤滑油の飛散を防止してエアレーションによる潤滑性能の低下を防止することができる。
請求項(抜粋):
シリンダブロックの下端部にロワケースを結合させて、前記シリンダブロックの軸受部と前記ロワケースの軸受部とでクランク軸を支持し、前記軸受部に隣接させて、前記シリンダブロックおよび前記ロワケースの端部に、前記シリンダブロックおよび前記ロワケースと前記クランク軸との間をシールするオイルシールを装着し、前記ロワケースの前記シリンダブロックとの結合面に、前記シリンダブロックおよび前記ロワケースのオイルシール装着部を前記シリンダブロックおよび前記ロワケースを上下方向に貫通するオイル通路に連通させるオイル戻し溝を設けたことを特徴とするエンジンのクランク軸オイルシールのオイル戻し構造。
IPC (5件):
F01M 1/06 ,  F01M 11/00 ,  F02F 7/00 301 ,  F02F 11/00 ,  F16C 33/10
FI (7件):
F01M 1/06 Q ,  F01M 1/06 D ,  F01M 11/00 W ,  F02F 7/00 301 F ,  F02F 11/00 Q ,  F02F 11/00 J ,  F16C 33/10 Z

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