特許
J-GLOBAL ID:200903069571098593

ポリカーボネートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-246406
公開番号(公開出願番号):特開平10-036497
出願日: 1996年09月18日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、色調に優れ、フェノール残存量の少ない安定化されたポリカーボネートを製造する方法を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明は、芳香族ジヒドロキシ化合物とジフェニルカーボネートを溶融重縮合せしめて、芳香族ポリカーボネートを製造する方法において、ポリカーボネートの固有粘度が少なくとも0.3dl/gに達したのち、下記式(1)【化1】[ここで、R1 は塩素原子、メトキシカルボニル基またはエトキシカルボニル基であり、そしてR2 は炭素数1〜30のアルキル基、炭素数1〜30のアルコキシル基、炭素数6〜30のアリール基または炭素数6〜30のアリールオキシ基である]で表わされる化合物を添加して、添加時の固有粘度を基準として固有粘度の変化が0.1dl/g以内である末端封鎖ポリカーボネートを生成せしめることを特徴とする、末端封鎖ポリカーボネートの製造方法である。
請求項(抜粋):
芳香族ジヒドロキシ化合物とジフェニルカーボネートを溶融重縮合せしめて、芳香族ポリカーボネートを製造する方法において、ポリカーボネートの固有粘度が少なくとも0.3dl/gに達したのち、下記式(1)【化1】[ここで、R1 は塩素原子、メトキシカルボニル基またはエトキシカルボニル基であり、そしてR2 は炭素数1〜30のアルキル基、炭素数1〜30のアルコキシル基、炭素数6〜30のアリール基または炭素数6〜30のアリールオキシ基であり、ここで、炭素数1〜30のアルキル基および炭素数1〜30のアルコキシル基はメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、(o-メトキシカルボニルフェニル)オキシカルボニルまたは(o-エトキシカルボニルフェニル)オキシカルボニルで置換されていてもよく、また炭素数6〜30のアリール基および炭素数6〜30のアリールオキシ基はメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、(o-メトキシカルボニルフェニル)オキシカルボニル、(o-エトキシカルボニルフェニル)オキシカルボニル、炭素数1〜30のアルキル、炭素数1〜30のアルコキシルで置換されていてもよい。]で表わされる化合物を添加して、添加時の固有粘度を基準として固有粘度の変化が0.1dl/g以内である末端封鎖ポリカーボネートを生成せしめることを特徴とする、末端封鎖ポリカーボネートの製造方法。
IPC (2件):
C08G 64/14 NPT ,  C08G 64/30 NPU
FI (2件):
C08G 64/14 NPT ,  C08G 64/30 NPU
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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