特許
J-GLOBAL ID:200903069572633697

等速ジョイントユニット組付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-394457
公開番号(公開出願番号):特開2003-194088
出願日: 2001年12月26日
公開日(公表日): 2003年07月09日
要約:
【要約】【課題】等速ジョイント組付体を構成する第2継手部材のシャフト挿入孔にシャフトを圧入する際に転動体の予圧が変更されることがなく、転動体を良好な状態で転動できる等速ジョイントユニット組付方法を提供する。【解決手段】 凹部29の平面部29bに対して治具Zを当接して、アウタレース部31内に配置されたインナレース43の挿入孔43aに対してシャフト44を圧入する。前記平面部29bに対して押圧力が加わっても、カシメ部30a及び取付フランジ26が変形することがなく、また、内輪16がアウタレース部31に圧接する圧力も変わらない。アンギュラ玉軸受機構Tを構成するボール17に加わっている予圧が、シャフト44の組みつけにより変わってしまうことがなく、ボール17を良好な状態で転動できる。
請求項(抜粋):
連結孔を有する連結部材と、前記連結孔に対して挿着され、端面に凹部を有する軸部を備えるとともに、同軸部に連結された椀状のアウタレース部を備えた第1継手部材と、前記アウタレース部内に転動部材を介して揺動自在に連結され、前記第1継手部材及び前記転動部材を伴って等速ジョイントを構成する第2継手部材と、前記連結部材と前記第1継手部材とを転動体を介して回転自在に支持する軸受部材とを備えた等速ジョイント組付体であって、前記軸部の軸端が前記連結部材にかしめ着されることにより、前記転動体に予圧が付与された等速ジョイント組付体に対しシャフトを組み付けする等速ジョイントユニット組付方法において、前記凹部の底部に対して治具を当接して、前記シャフトを前記第2継手部材に設けたシャフト挿入孔に圧入することを特徴とする等速ジョイントユニット組付方法。
IPC (2件):
F16D 3/20 ,  B60B 35/14
FI (2件):
F16D 3/20 H ,  B60B 35/14 U

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