特許
J-GLOBAL ID:200903069579080219

パッシブ型オートフォーカス装置用測距装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 望月 秀人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-135328
公開番号(公開出願番号):特開平6-324256
出願日: 1993年05月13日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 電荷蓄積型ラインセンサを用いた測距装置で、モニタ用受光手段を設け、該受光手段の蓄積電荷の積分値を大小2つの基準レベルと比較し、始めに大レベルと比較し、検知されない場合に電荷蓄積を中止して小レベルと比較し、大レベル時には小増幅率で、小レベル時には大増幅率でラインセンサからの画像信号を増幅して、広輝度範囲で測距を行えるようにする。【構成】 駆動制御回路11a の、センサ駆動信号をラインセンサ8に、2つの基準レベルS<SB>1</SB>、S<SB>2</SB>(S<SB>1</SB>>S<SB>2</SB>)の一方を選択する信号を基準レベル発生回路11d に、2つの増幅率G<SB>1</SB>、G<SB>2</SB>(G<SB>1</SB><G<SB>2</SB>)の一方を選択する信号を増幅回路11c に入力し、発生回路11dからS<SB>1</SB>、S<SB>2</SB>のいずれかを検知レベルとしてレベル検知回路11eに送出し、モニタ用受光手段7の出力の積分値と比較し、その検知信号LVを駆動制御回路11aに入力する。S<SB>1</SB>とG<SB>1</SB>を、S<SB>2</SB>とG<SB>2</SB>を組合わせ、始めにS<SB>1</SB>との比較を所定時間行い、検知されない場合にS<SB>2</SB> との比較を行う。
請求項(抜粋):
被写体の輝度分布を補捉するラインセンサを有する3組の受光センサと、上記受光センサの出力信号の2次差分を算出する2次差分演算回路と、該2次差分演算回路の出力信号のゼロクロス点を検出するゼロクロス検出回路と、該ゼロクロス検出回路によって得られたゼロクロス挙動信号を、上記3組の受光センサに関して各別に記憶するゼロクロスメモリ回路と、上記それぞれのゼロクロスメモリ回路に記憶されたゼロクロス挙動信号を比較してこれらの一致を検出する一致検出回路とからなり、上記3組の受光センサのうちの1つを基準とし該基準の受光センサから得られたゼロクロス挙動信号に対して、他の2つの受光センサから得られたゼロクロス挙動信号を順次シフトさせてこれらのゼロクロス挙動信号の一致を上記一致検出回路により検出し、該シフト量から被写体までの距離を演算するパッシブ型オートフォーカス装置用測距装置において、被写体の平均的な明るさをモニタするモニタ用受光手段と、上記モニタ用受光手段の出力を積分する積分回路と、第1の基準レベルと該第1の基準レベルよりも小さい第2の基準レベルとのいずれか一方を検知レベルとして選択し、該選択された検知レベルに上記積分回路の積分値が達したときに前記ラインセンサの電荷蓄積の終了信号を出力するレベル検知回路と、第1の増幅率と該第1の増幅率よりも大きな第2の増幅率の2つの増幅率を有し、これら2つの増幅率のいずれかで前記ラインセンサから出力された画像信号を増幅する増幅回路と、上記第1の基準レベルと第1の増幅率の組合わせ、または第2の基準レベルと第2の増幅率の組合わせのいずれかを選択する駆動制御回路とからなり、上記駆動制御回路において、始めに上記第1の基準レベルを検知レベルとしてラインセンサへの電荷の蓄積と積分回路による積分とを所定時間行ない、該所定時間内に上記レベル検知回路からの終了信号を受けた場合には電荷の蓄積を終了してラインセンサから画像信号を出力させ、該所定時間内に上記レベル検知回路からの終了信号の出力がない場合には該電荷蓄積と積分とを中止して、上記第2の基準レベルを検知レベルに変更して電荷の蓄積と積分とを行ない、該検知レベルに達したときの終了信号を受けて電荷の蓄積を終了してラインセンサから画像信号を出力させることを特徴とするパッシブ型オートフォーカス装置用測距装置。
IPC (4件):
G02B 7/30 ,  G01C 3/06 ,  G01M 11/00 ,  G03B 13/36
FI (2件):
G02B 7/11 A ,  G03B 3/00 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-277708
  • 特開昭63-246710
  • 特開平2-064517
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