特許
J-GLOBAL ID:200903069582983386
膀胱鏡付き経尿道針送出装置及び尿失禁の治療方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-519025
公開番号(公開出願番号):特表2001-527428
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 2001年12月25日
要約:
【要約】女性の人体の尿道に入ることのできるように寸法決めされ、遠位端(22b)が尿道を取り囲む組織の目標容積の付近に配置されたとき、近位端が尿道の外にあるような長さを有する細長いプローブ部材(22)を含む医療装置(20)。細長いプローブ部材(22)は、近位端(22a)から遠位端(22b)まで延びる通路(31)を有する。少なくとも1つの管状針(41)が通路(31)に配置され、第1及び第2の先端(41a、41b)及び第1の先端(41a)から少なくとも1つの管状針(41)の第2の先端(41b)に設けられた少なくとも1つの開孔(43)まで長手方向に延びる流路(42)を有する。制御ハンドル(61)が、通路(31)の中で少なくとも1つの管状針(41)の移動を生じさせるために細長いプローブ部材(22)の近位端(22a)に固定される。案内通路(58)が、長手方向軸線(27)と或る角度で延びる湾曲経路への少なくとも1つの管状針(41)の移動を生じさせる。供給組立体(96)が、細長いプローブ部材(22)の近位端(22a)によって支持され、少なくとも1つの管状針(41)の流路(42)と連通し、薬剤を流路(42)へ導入する。装置(20)の使用のための方法を提供する。
請求項(抜粋):
1.身体の尿道を取り囲み括約筋を含む組織の目標容積に薬剤を送出するために 女性の人体に使用する医療装置において、尿道は膀胱から身体の外部まで延び る尿道壁によって形成され、近位端及び遠位端並びに長手方向軸線を有し、尿 道に入ることのできるように寸法決めされ、遠位端が組織の目標容積の付近に 配置されたとき、近位端は尿道の外側にあるような長さを有し、近位端から遠 位端まで延びる通路を有する細長いプローブ部材と、通路に配置され、第1及 び第2の先端及び第1の先端から少なくとも1つの第2の先端に設けられた少 なくとも1つの開口まで長手方向に延びる流路を有する少なくとも1つの管状 針と、細長いプローブ部材の近位端に固定された制御ハンドルと、制御ハンド ルによって支持され、少なくとも1つの管状針の第1の先端に接続され、通路 において少なくとも1つの管状針の移動を生じさせるための操作手段と、細長 いプローブ部材によって支持され、長手方向軸線と或る角度で延びる湾曲経路 に少なくとも1つの管状針の移動を生じさせるための手段と、細長いプローブ 部材の近位端によって支持され、少なくとも1つの管状針の流路と連通し、薬 剤を流路に導入するための手段とを有し、それによって、少なくとも1つの管 状針を操作手段の制御下で尿道壁の中に前進させるとき、管状針の第2の先端 の少なくとも開口を目標容積の中に前進させ、薬剤を流路及び管状針の開口を 通して目標容積に導入させ、支持体を括約筋に加える医療装置。2.少なくとも1つの管状針は導電性材料の電極であり、絶縁スリーブが導電性 電極に同軸に取り付けられた、請求の範囲第1項に記載の装置。3.操作手段は絶縁スリーブに接続され、絶縁スリーブと導電性電極との間の相 対的な移動を生じさせる、請求の範囲第2項に記載の装置。4.細長いプローブ部材によって支持される手段は、長手方向軸線から半径方向 に延びるように湾曲経路に少なくとも1つの管状針の移動を生じさせる、請求 の範囲第1項に記載の装置。5.少なくとも1つの管状針は流路と連通する複数の側穴を含む、請求の範囲第 1項に記載の装置。6.少なくとも1つの管状針は第2の先端を有する複数の管状針を含み、操作手 段は複数の管状針に接続され、手段は、細長いプローブ部材によって支持され 、第2の先端が長手方向軸線とほぼ垂直な平面においてほぼ周囲に間隔を隔て た配置状態にあるように長手方向軸線と或る角度で延びる湾曲経路に管状針の 移動を生じさせる、請求の範囲第1項に記載の装置。7.第2の先端を有する第2の複数の管状針と、第2の複数の管状針に接続され た操作手段と、細長いプローブ部材によって支持され、第2の複数の管状針の 第2の先端が長手方向軸線とほぼ垂直なほぼ第2の平面で周囲に間隔を隔てた 配置状態にあり、かつ第1の平面から長手方向に間隔を隔てるように長手方向 軸線と或る角度で延びる湾曲経路に第2の複数の管状針の移動を生じさせる、 請求の範囲第6項に記載の装置。8.第2の管状針と、第2の管状針に接続された操作手段と、細長いプローブ部 材によって支持され、長手方向軸線と或る角度で延びる湾曲経路に第2の管状 針の移動を生じさせ、少なくとも1つの管状針の湾曲経路から長手方向に間隔 を隔てた手段とを有する、請求の範囲第1項に記載の装置。9.膀胱から人体の外側に延びる尿道壁によって形成された尿道を取り囲む組織 の目標容積に薬剤を送出するために女性の人体に使用するための医療装置にお いて、近位端及び遠位端並びに長手方向軸線を有し、尿道に入ることのできる 大きさであり、遠位端が組織の目標容積の付近に配置されたとき、近位端は尿 道の外側にあるような長さを有し、複数の周囲に間隔を隔てた開孔が貫通する 側壁を有し、近位端から遠位端まで延びる通路を有する細長いプローブ部材と 、第1端部分及び第2端部分を有する通路に配置され、各々が、第1端部分か ら第2端部分まで延びかつ側壁の開口と連通する管腔を有する複数の案内カニ ューレと、各管腔に配置され、長手方向に延びる流路を有し、各々が流路と連 通する複数の側穴を有し、かつ閉鎖された尖端を有する導電性材料の管状高周 波電極と、高周波電極の各々に同軸に配置された絶縁スリーブと、細長いプロ ーブ部材の近位端に固定された制御ハンドルと、制御ハンドルによって支持さ れ、管状高周波電極、並びに絶縁スリーブに固定され、各管腔において管状高 周波 電極及び絶縁スリーブの移動を生じさせるための操作手段と、細長いプローブ 部材の近位端によって支持され、管状高周波電極の流路と連通し、薬剤を流路 に導入するための手段とを有し、それによって、絶縁スリーブ及び管状高周波 電極を操作手段の制御下で側壁の開口から前進させたとき、管状高周波電極を 尿道壁の中に前進させ、側穴を有する管状高周波電極の自由端の少なくとも一 部を目標容積の中に前進させ、目標容積の中に晒し、管状高周波電極の自由端 の一部が目標容積の中に晒されている間、絶縁スリーブを尿道壁を通して前進 させ、高周波エネルギーを管状高周波電極に供給したとき、組織が管状高周波 電極の自由端の部分を取り囲む目標容積の中で除去されて空所を作り、絶縁ス リーブは、尿道壁を高周波除去から保護し、管状高周波電極の流路及び側穴に より薬剤を空所の中に導入させる医療装置。10.人体の尿道を取り囲む組織の目標容積に薬剤を送出する方法において、組織 は括約筋を含み、尿道は膀胱から身体の外側に延びる尿道壁によって形成され 、少なくとも1つの開口を有する自由端を持つ管状針を開口が目標容積の中に あるように尿道壁を取り囲む組織の中に前進させ、薬剤を目標容積の中に導入 して括約筋への支持体を加える方法。11.目標容積を除去して空所を目標容積の中に作り、薬剤を空所の中に導入する ことから更になる請求の範囲第10項に記載の方法。12.薬剤を細長いプローブ部材を通って管状針に供給し、薬剤が細長いプローブ 部材を通るとき、薬剤を体温より上の温度に加熱することから更になる、請求 の範囲第10項に記載の方法。13.薬剤を組織の目標容積へ導入した後、薬剤を加熱することから更になる、請 求の範囲第10項に記載の方法。14.前進段階及び導入段階は、少なくとも1つの開口を有する夫々の自由端を持 つ複数の管状針を、開口が目標容積の中にあるようにほぼ平面配列で尿道壁を 取り囲む組織の中に前進させ、薬剤を目標容積の中に導入することを含む、請 求の範囲第10項に記載の方法。15.少なくとも1つの開口を有する自由端を持つ付加的な管状針を、最初に名付 けた管状針の前進と同時に最初に名付けた組織から尿道に沿って長手方向に隔 たった尿道壁を取り囲む組織の中に前進させることから更になる、請求の範囲 第10項に記載の方法。16.前進段階は少なくとも1つの開口を有する自由端を持つ管状針を女性の人体 の尿道壁を取り囲む組織の中に前進させることを含む、請求の範囲第10項に 記載の方法。
IPC (4件):
A61B 17/42
, A61B 18/12
, A61M 31/00
, A61N 1/30
FI (4件):
A61B 17/42
, A61M 31/00
, A61N 1/30
, A61B 17/39
前のページに戻る