特許
J-GLOBAL ID:200903069591641420
RC造用ブレースレス耐震補強工法
発明者:
出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
吉村 勝俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-339274
公開番号(公開出願番号):特開2004-169504
出願日: 2002年11月22日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】鉄骨枠組を外付け補強した場合でも、ブレースの取りつけを避けて窓等の開放感を阻害しなく、建物の外観もすっきりさせること、さらに、地震等によって大きな水平荷重が繰り返して作用した場合でも、既存RC造と鉄骨枠組とが一体化した状態を可及的に長く維持できるようにする。【解決手段】H形鋼フレーム3が外壁面に位置する既存RC柱5およびその左右方向に延び外壁等を支持する既存RC梁8に取りつけられる。しかし、それによって形成された枠組にはブレースが設けられない。既存RC柱5に取りつけられるH形鋼柱4には、既存RC柱5と略同等の曲げ剛性を有するものが選定される。これによって、地震などにより既存RC梁8やH形鋼梁6から水平荷重を受けたとき既存RC柱5とH形鋼柱4とを同程度に変形させ、両者の接合部位で付加的に発生する応力を可及的に小さく抑える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
窓等の開口部を備えた鉄筋コンクリート造の外面に鉄骨を取りつけて一体化し、これによってRC造を爾後的に強化する耐震補強工法において、
前記鉄骨は外壁面に位置する既存RC柱およびその左右方向に延び鉛直荷重を支持する既存RC梁に取りつけられるH形鋼フレームであって、それに形成された枠組にはブレースが設けられず、
既存RC柱に取りつけられるH形鋼柱には、既存RC柱と略同等の大きさの曲げ剛性を有するものが選定され、
地震などにより既存RC梁やH形鋼梁から水平荷重を受けたとき既存RC柱とH形鋼柱とを同程度に変形させ、両者の接合部位で付加的に発生する応力を可及的に小さく抑えると共に、RC柱が降伏してもその後の変形を抑制しつつ、RC柱・H形鋼柱複合体の擬弾性変形域をH形鋼柱のそれに匹敵するまで確保し、かつその水平耐力を増大させておくことを特徴とするRC造用ブレースレス耐震補強工法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (2件):
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