特許
J-GLOBAL ID:200903069609073964

フォイルスラスト軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-401422
公開番号(公開出願番号):特開2002-195257
出願日: 2000年12月28日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 フォイルスラスト軸受に関し、高速回転時に軸受面の圧力が変化しても流体の流出を防ぎ、負荷能力を向上させる。【解決手段】 軸受プレート20の上面には回転体が反時計方向に回転する。軸受プレート20の表面には扇状のバックスプリング21が配設され、その上にトップフォイル22が配設される。バックスプリング21は溝24に嵌合すると共に、左右に配設され、上流側が外周側に末広がりに拡大し、下流側が隣接する溝24まで配設され、下流側のバックスプリング21aに上流側の21bが重なっている。溝24の上流側からバックスプリング21a,21bの重ね合わせ部分にはトップフォイル22が覆っており、トップフォイル22は上流側がスプリング22に固定されている。バックスプリング21が撓むと、外周側ほど隙間が狭まり、遠心力が作用しても外周側が堰の役目をし、液体の流出を防止する。
請求項(抜粋):
回転するスラストカラーと対向し径方向に放射状に伸びる複数の溝を有する軸受面に配設されたバックスプリングと、同バックスプリングの表面に配設されたトップフォイルとからなるフォイルスラスト軸受において、前記バックスプリングは前記溝の個数と同数で構成し、各バックスプリングは前記溝内に嵌合すると共に前記スラストカラー回転方向の上流側と下流側へ配設され、同溝の上流側では外周側に向かって拡大する扇状の形状として外周側を内周側よりも長くし、下流側は隣接する溝の側端部まで伸びて配設され、かつ前記下流側の隣接する溝側は次の扇状のバックスプリングと重ね合わせて配設されており、前記トップフォイルは前記バックスプリングと同数からなり、前記隣接する溝間のバックスプリングを覆って配設されていることを特徴とするフォイルスラスト軸受。
IPC (2件):
F16C 27/02 ,  F16C 17/04
FI (2件):
F16C 27/02 A ,  F16C 17/04 Z
Fターム (17件):
3J011AA07 ,  3J011BA08 ,  3J011BA13 ,  3J011CA04 ,  3J011JA02 ,  3J011KA03 ,  3J011MA23 ,  3J012AB03 ,  3J012AB13 ,  3J012BB02 ,  3J012CB04 ,  3J012DB09 ,  3J012DB12 ,  3J012EB08 ,  3J012EB10 ,  3J012FB01 ,  3J012GB10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (1件)
  • 特公昭59-005173

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