特許
J-GLOBAL ID:200903069610541173

超音波モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-096982
公開番号(公開出願番号):特開平8-294291
出願日: 1995年04月21日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 移動体の構成を工夫することにより、負荷変動等の影響を受けにくく、振動体と移動体との均一な摩擦接触が維持され、もって騒音の発生が少なく効率の良い小型の超音波モータを提供する。【構成】 複数個の突起部11aを有する弾性基板11に圧電体12が接合されてなる振動体13に移動体16を加圧接触させ、振動体に撓み振動の進行波を励振することにより、振動体と移動体との間の摩擦力を介して移動体を駆動するように構成されている。振動体13の突起部11aに対向する移動体16の接触部16bの面は、外周側より内周側が突出するように傾斜しており、その傾斜度合としての内周端と外周端との突起部接触面Sからの距離差Δtが、振動体に励振される撓み振動の振幅値より大きく、かつ、振幅値の10倍より小さく設定されている。
請求項(抜粋):
複数個の突起部を有する弾性基板に圧電体を結合してなる振動体に移動体を加圧接触させ、前記振動体に撓み振動の進行波を励振することにより、前記振動体と前記移動体との間の摩擦力を介して前記移動体を駆動する超音波モータにおいて、前記移動体の本体部と、その外周から軸方向に突出して前記振動体の突起部に対向する面を有する接触部とが一体に形成され、前記突起部に対向する接触部の面が、前記突起部の接触面に対して径方向に傾斜した面で構成されていることを特徴とする超音波モータ。

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