特許
J-GLOBAL ID:200903069612310365
インバータの正弦波PWM制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-115039
公開番号(公開出願番号):特開平5-316735
出願日: 1992年05月08日
公開日(公表日): 1993年11月26日
要約:
【要約】【目的】誘導電動機を負荷としPWM制御されるインバータにおいて、その過変調状態での出力電圧の増大と波形歪の低減とに関する最適運転を図る。【構成】搬送波Vc と正弦波制御信号Vs との瞬時値が等しくなる時間tnを演算し、該時間tn が時間(Tc /2)-td より大であるか否かの時間判定を行い大なる状態をY,否の状態をNとなし、前記インバータの出力周波数fiがその所定値fic以下であり且つ前記時間判定の結果がNの状態であれば所要のPWM制御パルス幅の1/2値をなす時間to をtn -td とし,逆にYの状態であれば前記時間to を(Tc /2)-td として何れも部分導通制御を行う。他方、前記周波数fi が前記所定値ficより大であり且つ前記時間判定結果がNの状態時には前記時間to をtn -td となす部分導通制御を行い、逆にY状態時には前記時間to をTc /2となす全導通制御を行う。
請求項(抜粋):
その周波数がインバータの出力周波数と等しく且つその振幅が該インバータの出力電圧に比例した正弦波制御信号と波高値一定の鋸歯状搬送波との大きさの瞬時値比較を行い、該比較結果に従い前記搬送波の1周期毎に前記インバータの主回路スイッチング素子の断続動作における通流率を指定するインバータの正弦波PWM制御方法において、前記搬送波の波高値の1/2値に対する前記制御信号の振幅の比とされた変調比が1より大となる過変調時には、前記通流率を1となす全導通制御と前記搬送波の周期より所定のデッドタイムを減じた期間を導通期間として前記通流率を1より小となす部分導通制御とを切換え併用することを特徴とするインバータの正弦波PWM制御方法。
IPC (2件):
H02M 7/48
, H02P 7/63 302
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