特許
J-GLOBAL ID:200903069613726662

インバ-タ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-204746
公開番号(公開出願番号):特開平7-046851
出願日: 1993年07月27日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】3レベルインバータの中性点端子電圧の変動を抑制し得るインバータ制御装置を提供するものである。【構成】3レベルインバータにおいて、微少電流毎にインバータの出力電流の指令値または電流検出値と各相の電圧指令値を用い、各相の電圧指令値全てにΔVなる変調値を足し込んだ場合の、電源中性点に流れ込む電流を変調値の関数として演算する手段を設けるよう構成してなるものである。
請求項(抜粋):
直流電圧電源に2つの直列接続されたコンデンサを備え電源両端子の電位点とともに中性点電位を有する直流電源回路と、逆並列ダイオードを備えた4つのスイッチング素子が前記直流電源回路の電源両端子に接続され、その第2のスイッチング素子および第3のスイッチング素子の相互接続点は出力端子に接続され、かつ第1のスイッチング素子および第2のスイッチング素子の相互接続点が第1のダイオードを介して電源中性点に接続されるとともに、第3のスイッチング素子および第4のスイッチング素子の相互接続点が第2のダイオードを介して電源中性点に接続されてなる単位インバータを3組有するブリッジ形インバータ回路とを設けパルス幅制御用搬送波としての零とプラス側で変化する三角波(X1)および零とマイナス側で変化する三角波(X2)を発生する三角波発生手段と、各相の電圧指令値と前記三角波(X1,X2)とを比較するとともに、各相の電圧指令値が三角波(X1)より大きいときは各相の第1-第2-第3-第4の素子状態がそれぞれオン-オン-オフ-オフとなり、かつ各相の電圧指令値が三角波(X2)より大きく三角波(X1)以下のときはそれぞれオフ-オン-オン-オフとなり、さらには各相の電圧指令値が三角波(X2)より小さいときはオフ-オフ-オン-オンとなるよう制御するインバータ制御装置において、微少時間毎にインバータの出力電流の指令値または電流検出値と前記各相の電圧指令値を用いるとともに、各相の電圧指令値全てに(ΔV)なる変調値を足し込んだ場合の前記電源中性点に流れ込む電流(IC)を変調値(ΔV)の関数として演算する手段を設け、所要の中性点電流(IC)に応じた変調値(ΔV)を前記各相の電圧指令値全てに足し込むことを特徴とするインバータ制御装置。
IPC (4件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/515 ,  H02P 7/63 302 ,  H02P 7/63
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-261063

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