特許
J-GLOBAL ID:200903069625510924

放射性医薬品製造システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 片伯部 敏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-110743
公開番号(公開出願番号):特開2006-288523
出願日: 2005年04月07日
公開日(公表日): 2006年10月26日
要約:
【課題】放射性医薬品の製造装置に不可欠で重量物である遮蔽体(キャビネット)が大きく重くならないで済む放射性医薬品製造システムを提供することを目的とする。【解決手段】クリーンルーム内で無塵、無菌環境を形成し放射線を遮蔽する遮蔽体であるキャビネット(3)に作業扉(26)(27)を設け、既に無菌処理された製品用バイアル瓶(20)セットを供給する。すなわち、既に無菌状態でガラス瓶(201)にゴム栓(202)がなされ、アルミ枠(203a)が取り付けられ、バイアルトレイ(9d)の上に配列された製品用バイアル瓶(20)セットを、遮蔽体内の所定位置へセットする。各製品用バイアル瓶(20)には、合成され予備調製され、計測が済んだ1製品分量の放射性医薬品が分注、充填され、その後に、間接容器(23)に組み込まれて搬出される。【選択図】図2
請求項(抜粋):
クリーンルームと、このクリーンルーム内で無塵、無菌環境を形成し放射線を遮蔽するキャビネットと、このキャビネットの外部より供給された放射性同位元素をもとに放射性医薬品原料を合成する合成装置と、この合成された1バルク分量の放射性医薬品原料がチューブを介して送られ充填されたバルク用容器の液容量を計測し放射能量を計測するバルク測定装置と、前記計測が終わったバルク用容器から放射性医薬品原料を抽出しチューブを介し供給され、予備調製用の溶剤を供給され予備調製するための予備調製用容器と、前記予備調製用容器から1製品分量の放射性医薬品が充填された予備調製検証用容器の液容量を検証計測し、放射能量を検証計測する予備調製測定装置と、キャビネット内へ製品用バイアル瓶セットを供給するために、既に無菌状態でガラス瓶にゴム栓で密封がなされキャップが付属されたアルミ枠が取り付けられ、輸送トレイの上に配列され包装された製品用バイアル瓶セット及び各容器群を、キャビネットの所定位置へセットするための作業扉と、前記セットされた製品用バイアル瓶セットを移動する搬送手段と、前記予備調製用容器から1製品分量の放射性医薬品を分注する分注装置と、この分注装置からチューブを介して1製品分量の放射性医薬品が供給され製品用バイアル瓶へ充填する充填装置と、前記製品用バイアル瓶を間接容器本体へ挿入し間接容器蓋を組み込む間接容器製造装置と、間接容器製造装置から前記間接容器を前記キャビネットの外へ搬出する搬出手段と、を有してなることを特徴とする放射性医薬品製造システム。
IPC (3件):
A61J 3/00 ,  G21F 7/00 ,  B65D 25/20
FI (3件):
A61J3/00 300Z ,  G21F7/00 Z ,  B65D25/20 Q
Fターム (5件):
3E062AB07 ,  3E062AB20 ,  3E062AC09 ,  3E062DA02 ,  3E062DA07
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (9件)
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