特許
J-GLOBAL ID:200903069627719839

信号成分抽出方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-112391
公開番号(公開出願番号):特開2003-308093
出願日: 2002年04月15日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】 雑音成分の影響を大きく受けることなく信号成分を確実に抽出可能な信号成分抽出方法及び装置を提供する。【解決手段】 一対のリングバッファには、異なる収集位置に配置された一対のマイクからの音声信号をサンプリングすることで生成された音声データM1(n),M2(n)が順次記憶される。有声区間が開始されるまでの無声区間では、リングバッファの更新毎に、その記憶内容に基づいて、両マイクにて収集された音声信号の自己相関値,両音声信号間の相互相関値、両音声信号と振幅の小さい基準信号との相互相関値を逐次更新する(S110〜S130)。有声区間が開始されると、無声区間中に求められた相関値から、雑音成分を振幅の小さい信号に変換するフィルタのフィルタ係数を算出し、以後、リングバッファの更新毎に、音声データにフィルタを作用させて、雑音成分を抑圧する(S140〜S180)。
請求項(抜粋):
二カ所以上の収集地点にてそれぞれ収集される音声信号を、現在時点を含む予め設定された収集期間分だけ常時記憶し、前記音声信号の有声区間の開始時点が決定されると、該開始時点以前の無声区間にて収集された各音声信号と、前記無声区間で収集される音声信号より平均振幅が小さくなるよう予め設定された基準信号とに基づき、各音声信号の自己相関値、各音声信号間の相互相関値、及び各音声信号と前記基準信号との相互相関値をそれぞれ求め、これら相関値に基づいて、前記音声信号中の雑音成分を前記基準信号程度の振幅の小さな信号に変換する線形フィルタのフィルタ係数を決定し、この線形フィルタに、前記開始時点以降に収集される前記音声信号を作用させることで該音声信号の信号成分を抽出することを特徴とする信号成分抽出方法。
IPC (6件):
G10L 15/20 ,  G10L 11/02 ,  G10L 11/06 ,  G10L 15/00 ,  G10L 15/04 ,  G10L 21/02
FI (6件):
G10L 3/02 301 D ,  G10L 3/00 513 A ,  G10L 9/08 301 Z ,  G10L 9/08 F ,  G10L 9/08 C ,  G10L 3/02 301 E
Fターム (2件):
5D015DD04 ,  5D015EE05
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
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