特許
J-GLOBAL ID:200903069633060555

プレキャスト型枠の継手構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-150079
公開番号(公開出願番号):特開平9-003824
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 組立作業が容易で、接合強度が強く、また外型枠を不要としたPC型枠の継手構造を提供する。【構成】 建て込まれる各PC型枠10の内部には従来と同様に縦筋12および補助筋14が配筋されている。接合部となるPC型枠10の端部内側に形成された斜めの切欠き10a内に突出する各補助筋14の端部は、二次コンクリートの打設空間に向けて斜めに突設され、その先端にはフック部14aが形成されている。各補助筋14の接続作業は、まず、各フック部14aの内側に位置すべく縦筋16を縦通し、次いで各補助筋14同士を連結筋18によって接続する。連結筋18の両端にはフック部18aが形成され、このフック部18aの内側に前記縦筋16が位置するよう配置することによって、各縦筋16はフック部14a,18aによって囲われた状態でそれぞれに連結される。
請求項(抜粋):
構築しようとする構造物の形状に応じて複数のプレキャスト型枠を縦横に連接し、該プレキャスト型枠によって囲まれた空間内に二次コンクリートを打設することにより、前記プレキャスト型枠を一体化したコンクリート構造物を構築するプレキャスト型枠工法に用いる継手構造であって、前記連接されるプレキャスト型枠間の接合部に、該型枠内に配筋されている補助筋の端部を前記二次コンクリート打設空間側に向けて予め突出配置し、隣り合う前記補助筋の突出端同士を接合筋を介して接合してなり、前記補助筋の突出端はフック形に折曲形成されているとともに、前記接合筋は、前記各折曲げ端内側に直交して配置される一対の縦筋と、両端をフック形に折曲形成され、前記各補助筋に接合され、かつ前記各縦筋を前記折曲げ端内側に係止したC字形の連結筋とからなることを特徴とするプレキャスト型枠の継手構造。
IPC (3件):
E01D 19/02 ,  E01D 21/00 ,  E04B 2/86
FI (4件):
E01D 19/02 ,  E01D 21/00 ,  E04B 2/86 L ,  E04B 2/86 P

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