特許
J-GLOBAL ID:200903069636818068
転がり軸受用保持器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鎌田 久男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-204577
公開番号(公開出願番号):特開2005-048827
出願日: 2003年07月31日
公開日(公表日): 2005年02月24日
要約:
【課題】成形加工性を損なわずに強度を向上させ、転がり軸受の高速回転化、高負荷容量化に対応できる転がり軸受用保持器を提供する。【解決手段】転がり軸受用保持器10に用いられる軸受用鋼は、フェライト、ベイナイト、焼戻マルテンサイトのうちの少なくとも一種を母相(質量%で、C:0.05〜0.2wt%、Si:0.05〜2.0wt%、Mn:0.5〜3.0wt%を含有する)として、残留オーステナイトを分散させることにより、TRIP型鋼板を形成する第1工程と、このTRIP型鋼板をプレス成型した後に(残留オーステナイトの体積分率は、1〜15vol%)、580°C以下で窒化処理を施す第2工程とによって形成される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
転がり摩擦を受ける部材に用いられる軸受用鋼を成型することにより得られる転がり軸受用保持器において、
Fe-C系の鉄基合金のうち、体心立方格子を有するFeを主成分とする第1鉄基合金に、面心立方格子を有するFeを主成分とする第2鉄基合金を分散させ、第3鉄基合金を得る第1工程と、
前記第3鉄基合金を所望の形状に成型した後、前記第3鉄基合金の表面を硬化させるための表面硬化処理を行う第2工程と、
により製造された軸受用鋼を成型することにより得られる転がり軸受用保持器。
IPC (3件):
F16C33/56
, C23C8/50
, F16C19/46
FI (3件):
F16C33/56
, C23C8/50
, F16C19/46
Fターム (13件):
3J101AA14
, 3J101AA24
, 3J101AA32
, 3J101AA42
, 3J101AA53
, 3J101AA62
, 3J101BA50
, 3J101DA02
, 3J101DA09
, 3J101EA01
, 3J101EA02
, 3J101FA15
, 3J101GA11
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