特許
J-GLOBAL ID:200903069640013201
海水電池
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-009943
公開番号(公開出願番号):特開平7-220738
出願日: 1994年01月31日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 海水中に溶存している酸素を陽極酸化剤として用いる海水電池の放電が効率よく行うことができ、しかも放電によって消耗した陰極の交換が容易に行うことができるようにする。【構成】 上部枠71の陽極絶縁体81と下部枠72の陽極絶縁体82との間に板状の陽極1を円筒状に挾持させるとともに、中央に芯金12を貫通させた柱状の陰極2の一方の端面が陰極絶縁体9Aを介して上部枠71の中央に設けられた保持部7Aに位置するように下部枠72の中央に設けられた開口部7Bから陰極2を挿入し、この陰極2の他方の端面に陰極絶縁体9Bを配することによって開口部7Bに嵌合するように陰極2を保持してなる。【効果】 開口部を閉鎖する陰極絶縁体を取り外すことによって放電によって消耗した陰極を容易に交換することができ、しかも芯金によって電池の放電を効率良く行うことができる。
請求項(抜粋):
周縁上面に陽極絶縁体が設けられた円板状の下部枠または周縁下面に陽極絶縁体が設けられた円板状の上部枠の、一方の枠の中央に柱状の陰極を保持するための保持部が、他方の枠の中央に前記柱状の陰極を挿入するための開口部が設けられてなり、海水中に溶存する酸素を還元するための板状の陽極が前記下部枠の陽極絶縁体と上部枠の陽極絶縁体との間に円筒状に挾持されてなり、前記柱状の陰極は中央に芯金を貫通させたものであり、かつこの陰極は一方の端面が陰極絶縁体を介して前記保持部に位置するように前記開口部から挿入し、他方の端面に陰極絶縁体を配することによって前記開口部に嵌合するように保持されてなり、海水中に溶存している酸素を還元して起電力を得るようにしたことを特徴とする海水電池。
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