特許
J-GLOBAL ID:200903069640678076

油圧エレベータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-288025
公開番号(公開出願番号):特開平8-143237
出願日: 1994年11月22日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】本発明は、仮に油圧検出器が故障した場合にも、油圧エレベータ始動時に乗客に始動ショックを与えることなく、安全にエレベータを運行させる。【構成】本発明は、逆止弁の油圧ジャッキ側の油圧を検出する油圧ジャッキ側油圧検出器と、逆止弁の油圧ポンプ側の油圧を検出する油圧ポンプ側油圧検出器と、油圧ジャッキ側油圧検出器の故障を検出する油圧ジャッキ側故障検出手段と、油圧ポンプ側油圧検出器の故障を検出する油圧ポンプ側故障検出手段と、各油圧検出器からの出力信号に基づいて油圧ポンプ側の圧力を油圧ジャッキ側の圧力に近づけていくように電動機の速度制御を行なう速度制御機能、油圧ポンプ側の圧力と油圧ジャッキ側の圧力とがほぼ等しくなった時に逆止弁を開制御する弁制御機能、各故障検出手段からの各故障信号を基に故障の状態を判定し、その故障状態に応じた電動機の制御を行なう故障判定・制御機能を有する制御手段とを備える。
請求項(抜粋):
プランジャを介して乗りかごを昇降させる油圧ジャッキと、電動機にて駆動され、前記乗りかごを昇降する時に油圧タンクから前記油圧ジャッキに圧油を供給/排出する油圧ポンプと、前記油圧ジャッキと油圧ポンプとの間に設置された逆止弁とから構成される油圧エレベータの制御を行なう装置において、前記逆止弁の油圧ジャッキ側の油圧を検出し信号を出力する油圧ジャッキ側油圧検出器と、前記逆止弁の油圧ポンプ側の油圧を検出し信号を出力する油圧ポンプ側油圧検出器と、前記油圧ジャッキ側油圧検出器からの出力信号を入力し、当該入力信号に基づいて油圧ジャッキ側油圧検出器の故障を検出し故障信号を出力する油圧ジャッキ側故障検出手段と、前記油圧ポンプ側油圧検出器からの出力信号、および前記電動機の回転速度に対応した信号を入力し、当該入力信号に基づいて油圧ポンプ側油圧検出器の故障を検出し故障信号を出力する油圧ポンプ側故障検出手段と、前記油圧ジャッキ側油圧検出器および油圧ポンプ側油圧検出器からの各出力信号を入力し、前記油圧エレベータ始動時に当該入力信号に基づいて油圧ポンプ側の圧力を油圧ジャッキ側の圧力に近づけていくように前記電動機の速度制御を行なう速度制御機能と、前記油圧ポンプ側の圧力と油圧ジャッキ側の圧力とがほぼ等しくなった時に前記逆止弁を開制御する弁制御機能と、前記油圧ジャッキ側故障検出手段および油圧ポンプ側故障検出手段からの各故障信号を入力し、当該入力信号に基づいて故障の状態を判定し、かつ当該判定された故障状態に応じた前記電動機の制御を行なう故障判定・制御機能とを有する制御手段と、を備えて成ることを特徴とする油圧エレベータの制御装置。
IPC (2件):
B66B 1/26 ,  B66B 5/02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-124678
  • 特開昭61-114978
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-124678
  • 特開昭61-114978

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