特許
J-GLOBAL ID:200903069641342101

8-シクロペンチル-6-エチル-3-[置換]-5,8-ジヒドロ-4H-1,2,3a,7,8-ペンタアザ-as-インダセンの製造方法およびそれに有用な中間体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-125351
公開番号(公開出願番号):特開2000-344771
出願日: 2000年04月26日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 より問題が少なく、より実施しやすく、経済的実用性がより大きい、8-シクロペンチル-6-エチル-3-[置換]-5,8-ジヒドロ-4H-1,2,3a,7,8-ペンタアザ-as-インダセンの製造方法を提供する。【解決手段】 本発明は、式(1.0.0)の8-シクロペンチル-6-エチル-3-[置換]-5,8-ジヒドロ-4H-1,2,3a,7,8-ペンタアザ-as-インダセン化合物:およびその医薬的に許容しうる塩[式中、R1は、水素;アルキル;アルコキシ;アルコキシアルキル;アルケニル;シクロアルキル;シクロアルキルアルキル;式(1.1.0)の飽和または不飽和複素環-(CH2)n基;または式(1.1.0)の基:である]の製造方法;ならびにそれらを合成するための中間体に関する。
請求項(抜粋):
式(1.0.0)の8-シクロペンチル-6-エチル-3-[置換]-5,8-ジヒドロ-4H-1,2,3a,7,8-ペンタアザ-as-インダセン化合物:【化1】およびその医薬的に許容しうる塩[式中-R1は、下記のものよりなる群から独立して選択される員子であり:水素;(C1-C6)アルキル;(C1-C4)アルコキシ;(C1-C4)アルコキシ(C1-C4)アルキル;(C2-C8)アルケニル;(C3-C7)シクロアルキルおよびその1′-メチル;(C3-C7)シクロアルキル(C1-C2)アルキル;O、S、S(=O)2、N、NR3、OとNまたはNR3、SまたはS(=O)2とNまたはNR3、およびNまたはNR3とNまたはNR3よりなる群から独立して選択される1または2個の異種原子を含む飽和または不飽和(C4-C7)複素環-(CH2)n基(nは0、1および2の整数である);ここで:--R3は、水素または(C1-C6)アルキルである;あるいは-R1は、式(1.1.0)の基であり:【化2】ここで:--aは、1〜5から選択される整数であり;--bおよびcは、それぞれ独立して0および1から選択される整数であり;--R5は、下記のものよりなる群から独立して選択される員子であり:水素;ヒドロキシ;(C1-C4)アルキル;(C2-C4)アルケニル;(C1-C4)アルコキシ;(C3-C6)シクロアルコキシ;ハロゲン;トリフルオロメチル;CO2R3a;CONR3aR3b;NR3aR3b;NO2;およびSO2NR3aR3b;ここで:---R3aおよびR3bは、それぞれ独立して水素および(C1-C4)アルキルよりなる群から選択され;---Zは、O、S、S(=O)2、C(=O)、またはNR3であり;そして---Yは、-(C1-C4)アルキレン-または-(C2-C4)アルケニレン-であり、これらはいずれもヒドロキシでモノ置換されていてもよく;ここで:--前記のアルキル、アルケニル、シクロアルキル、アルコキシアルキルおよび複素環式基はそれぞれ、(C1-C2)アルキル、トリフルオロメチル、およびハロゲンよりなる群から独立して選択される員子を含む0〜3個の置換基で置換されている]の製造方法であって、(a)ガンマ-カプロラクトンおよびp-メトキシベンジルアミンの無溶媒反応混合物を加熱し、これにより式(2.0.0)のp-メトキシベンジルでN-保護されたアミド化合物が生成し:【化3】(b)式(2.0.0)のアミド化合物を還元し、これにより式(3.0.0)のp-メトキシベンジルでN-保護されたアミノアルコール化合物が生成し:【化4】(c)式(3.0.0)のアミノアルコール化合物をエチルオキサリルクロリドでアシル化し、これにより式(4.0.0)のp-メトキシベンジルでN-保護されたオキサラミン酸エチルエステル化合物が生成し:【化5】(d)式(4.0.0)のオキサラミン酸エチルエステル化合物を酸化し、これにより式(5.0.0)のp-メトキシベンジルでN-保護されたオキサラミドケトン化合物が生成し:【化6】(e)式(5.0.0)のオキサラミドケトン化合物を閉環し、これにより式(6.0.0)のp-メトキシベンジルでN-保護されたピリジノン化合物が生成し:【化7】(f)式(6.0.0)のピリジノン化合物をO-メチル化し、これにより式(7.0.0)のp-メトキシベンジルでN-保護された3-メトキシ-ピリジノン化合物が生成し:【化8】(g)式(7.0.0)の3-メトキシ-ピリジノン化合物をシクロペンチルヒドラジンで処理し、これにより式(8.0.0)のp-メトキシベンジルでN-保護されたピラゾロピリジノン化合物が生成し:【化9】(h)式(8.0.0)のピラゾロピリジノン化合物を、それからp-メトキシベンジル基を除去することにより脱保護し、これにより式(9.0.0)のラクタム化合物が生成し:【化10】(i)式(9.0.0)のラクタム化合物をエステル化し、これにより式(10.0.0)の対応するイミノエステル(イミデート)化合物が生成し:【化11】(j)式(10.0.0)のイミノエステル(イミデート)化合物を式(11.0.0)のカルボン酸ヒドラジド化合物:【化12】[式中、R1は前記に示したものと同じ意味をもつ]で処理し;これにより式(1.0.0)の8-シクロペンチル-6-エチル-3-[置換]-5,8-ジヒドロ-4H-1,2,3a,7,8-ペンタアザ-as-インダセン化合物が生成することを含む方法。
IPC (4件):
C07D471/14 102 ,  C07D471/04 106 ,  C07B 61/00 300 ,  C07D211/86
FI (4件):
C07D471/14 102 ,  C07D471/04 106 H ,  C07B 61/00 300 ,  C07D211/86

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