特許
J-GLOBAL ID:200903069642780811

古紙パルプの選別方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 島村 芳明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-311420
公開番号(公開出願番号):特開平8-170289
出願日: 1994年12月15日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】一台の装置にスクリ-ン部と離解部とを持たせることにより、特に粗選ステージにおける異物の除去効率および収率のアップと省スペ-ス,低コストとを両立させることを可能にする。【構成】原料入口2から供給された古紙原料パルプスラリ-は、主スクリ-ン部19で主スクリ-ンプレ-ト10を通過する原料と通過しない原料とに分離される。通過する原料はアクセプトとして次工程に送られ、通過しない原料は離解部20へ送り込まれて解繊されたのちリジェクト室7で希釈される。さらに補助スクリ-ン部21で補助スクリ-ンプレ-ト10を通過する原料と通過しない原料とに分離し、通過する原料は主スクリ-ン部19に循環され、通過しない原料はリジェクト出口4から系外に排出される。
請求項(抜粋):
原料入口とアクセプト原料出口とリジェクト出口とを有する略円筒状のケ-シングと、ケ-シング内面との間で空間を形成するように同心状に固定される円筒状の主スクリ-ンプレ-トと、主スクリ-ンプレ-トのリジェクト出口側に隣接して同心状に設けられる環状の離解用ステ-タと、離解用ステ-タと離間してかつケ-シング内面との間で空間を形成するように固定される補助スクリ-ンプレ-トと、ケ-シングの中心線を回転中心として回転駆動されるロ-タとを備えてなり、ケ-シング内は、原料入口と主スクリ-ンプレ-ト内側の空間とにそれぞれ連通する入口室と、主スクリ-ンプレ-ト外側に配設されアクセプト原料出口に連通するアクセプト室と、リジェクト出口に連通するリジェクト室と、補助スクリ-ンプレ-ト外側に配設される循環室とが区画形成されており、ロ-タは、主スクリ-ンプレ-トに対峙して設けられ主スクリ-ンの目詰りを防ぐ主スクレ-パブレ-ドと、離解用ステ-タに対峙して設けられる離解用ロ-タと、補助スクリ-ンプレ-トに対峙して設けられ補助スクリ-ンの目詰りを防ぐ補助スクレ-パブレ-ドとを有するとともに、循環室側に開口を有する循環路が設けられ、循環路の周壁には主スクリ-ンプレ-トに向かって補助スクリ-ンプレ-トを通過した原料を流出させるべく循環口が穿設されており、離解用ステ-タおよび離解用ロ-タは、対峙する面がともにリジェクト室に向って拡径して形成されていることを特徴とする古紙パルプの選別装置。
IPC (4件):
D21D 5/02 ,  B01D 29/00 ,  B03B 5/00 ,  D21B 1/32

前のページに戻る